写真はJMS 2023で展示する「ET-HS」グレード。今回の部分改良では充電性能を改善したほか、先進運転支援システム(ADAS)の機能も拡充した。ADASについては、元々計画していた改良という。(写真:スバル) SUBARU(スバル)は2023年10月25日、SUV(多目的スポーツ車)タイプの電気自動車(EV)「ソルテラ」を部分改良し、同日から受注を始めると発表した(図1)。最大の改良点は、急速充電性能の向上である。同車は「ジャパンモビリティショー(JMS)2023」(一般公開:2023年10月28日~11月5日、東京ビッグサイト)で公開される。 熱マネジメントシステムを改良することで、低温環境下での急速充電性能を向上させた。外気温セ氏10度の環境下で出力90kWの急速充電器を使って30分充電した場合、充電量が従来に比べ最大で約16%増加するとしている。充電性能の改善は「元々計画にはなか