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2024年2月18日のブックマーク (2件)

  • 空孔コアファイバケーブル|第140号|古河電工時報|研究開発|古河電気工業株式会社

    空孔コアファイバ(Hollow core fiber)は,従来の光ファイバの限界を打ち破る可能性を秘めた革新的な光ファイバである。その革新性の例は,超低損失の可能性,超低非線形性,コア内部に閉じ込められた気体との長手方向に渡る可干渉性などであり,最近,空孔コアファイバの超低遅延特性が,金融取引分野などを中心に,非常に注目されている。我々は,空孔コアファイバを低遅延伝送に用いるために,世界に先駆けて,低損失とレゾナントカップル現象により実現されるシングルモード(SM)性を有する高性能空孔コアファイバの開発に成功している。更に,実際の低遅延伝送を実現するための空孔コアファイバコネクタや空孔コアファイバケーブルの開発にも成功した。これらの開発成果に関して,報告する。

    空孔コアファイバケーブル|第140号|古河電工時報|研究開発|古河電気工業株式会社
  • NTTと北見工大、光ファイバを用いた10km以上先への電力供給に成功

    NTTと北見工業大学(北見工大)は、給電能力を有した高速光通信の実証実験に成功したと発表した。1の通信用光ファイバーで、高速かつ良好な通信品質を維持したまま、10km以上先の無電源地点に、1W以上の電力を供給した。世界初の成果だという。 これにより、非電化エリアをはじめとして、光通信の未踏エリアに、高速光通信の提供を可能にするほか、災害時に電源供給が失われた場合でも、応急対応として光ファイバーを用いた通信を確立できるとしている。 NTTアクセスサービスシステム研究所アクセス設備プロジェクトの和田雅樹氏は、「従来技術では、光ファイバーの入力光強度限界により、10km離れた場所に対して、光通信装置の駆動に必要な電力供給することは不可能だった。これまでの実証では、短距離用の伝送用ファイバーを使用して、6kmの範囲で、一定の電力を送ることができたという報告に留まっており、10km以上を送ることが

    NTTと北見工大、光ファイバを用いた10km以上先への電力供給に成功