レーザーでドローン対処計画 陸自車載型、装備化目指す―川重、三菱重工と契約・防衛省 時事通信 社会部2024年06月17日07時02分配信 陸上自衛隊の「富士総合火力演習」に参加し、けん引中の陸自の高機動車=5月26日、静岡県の東富士演習場 防衛省が小型無人機(ドローン)対策として、陸上自衛隊に配備されている汎用(はんよう)性の高い「高機動車」などの車両にドローンを無力化するレーザーを搭載し、対処能力を実証する計画を進めていることが、同省への取材で分かった。 〔写真特集〕異形の航空機 軍用ドローン編 防衛省は3月、陸自の高機動車に搭載するレーザーの取得契約を川崎重工業と約15億円で、トラック搭載型レーザーの取得契約を三菱重工業と約19億円でそれぞれ締結。ドローン捜索に使うレーダーの取得契約も2月に東芝インフラシステムズと結んだ。 同省は、2025年度末までの車両搭載型レーザーの試作を目指す