待つこと1年以上、ようやく配信へ これまでにファミコンやスーパーファミコン、PCエンジン、メガドライブなど7機種がラインアップされていたWiiの「バーチャルコンソール」(以下、VC)に、先日、ようやく第8番目のハード「MSX」が追加された。結局、延期に次ぐ延期で、発表から1年以上も待たされる形になってしまったが、ともあれ一介のMSXファンとしては、まずはこうして無事に配信開始してくれたことを喜ぶべきだろう。 そもそもMSXとは、ファミコンとほぼ同時期に展開されていた、家庭用向けコンピュータの一種。パソコンとゲーム機のちょうど中間くらいの性能を持っており、価格も本格的なパソコンに比べ安価だったため、手軽に買える入門PCとして、もしくはちょっとトガったソフトが遊べる“通”向けゲーム機として、幅広い層の人気を集めることに成功した名機と言われている。スクロールやスプライト機能がちょっと弱いなど、純
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