(CNN) 「The Wallflower」「At Last」などのヒット曲で知られる米国のブルース、R&Bシンガー、エタ・ジェームズさんが白血病による合併症によりカリフォルニア州リバーサイドの病院で死去した。73歳だった。 ジェームズさんは2010年に白血病と診断され、さらに認知症とC型肝炎も患っていた。 ジェームズさんは1938年、カリフォルニア州ロサンゼルスで10代の母親のもとに生まれる。1950年に母親とともにサンフランシスコに移住し、そこで「Peaches」という名のグループを結成。その後、歌手のジョニー・オーティスがジェームズさんの才能を見出し、自ら書いた「The Wallflower」を彼女に提供した。 同曲は1955年にリリースされ、R&Bチャートで1位を記録。1960年にはチェス・レコードと契約し、「At Last」など数々のヒットを飛ばした。1960年代半ばに一時低迷し