---------------------------------------------------------- 事後確率と尤度――系統推定における最尤法とベイズ法の最前線 ---------------------------------------------------------- 尤度(likelihood)とはある仮説(モデル)のもとで観察されたデータが生じる確率を意味しています.以下では,この尤度が「ベイズの定理」と呼ばれているもののパーツを構成していることを示します.これは,系統推定の業界で「最尤法」に代わるものとして最近用いられ始めている「ベイズ法」を理解する要になります. ------------------------ ●「ベイズの定理」の導出 ------------------------ いま,観察データDが与えられたとして,それを説明する対立仮説がHi(i
◇宣伝!— 三中信宏『みなか先生といっしょに 統計学の王国を歩いてみよう:情報の海と推論の山を越える翼をアナタに!』 2015年6月5日刊行,羊土社,東京,191 pp., 本体価格2,300円, ISBN:978-4-7581-2058-6 → 目次|版元ページ|コンパニオンサイト ◇連載〈統計の落とし穴と蜘蛛の糸〉 羊土社から発行されている雑誌『実験医学』2014年2月号から隔月連載された〈統計の落とし穴と蜘蛛の糸〉記事のオンライン版です. → オンライン連載トップページ 第1回 データ解析の第一歩は計算ではない(2014年2月号, pp. 442-447) 第2回 データの位置とばらつきを可視化しよう(2014年4月号, pp. 935-940) 第3回 データのふるまいをモデル化する(2014年6月号, pp. 1427-1433) 第4回 パラメトリック統計学への登り道〔1〕:ば
「バロック」「キングオブワンズ」「ぷよぷよ」「トレジャーハンターG」「魔導物語」等のゲームを監督/脚本/企画した米光一成のSite 以前書いた「「アンチオレンジレンジ」サイトが「オレンジレンジファン」サイトになってる理由」ってネタは、オレンジレンジの曲が良い悪いとは全く関係のないネタだったのだ。 でも、オレンジレンジの曲が良い悪いで、コメントが盛り上がってしまった。 曲の良し悪しの議論って、ただの喧嘩になっちゃって(それは、それでおもしろいかもしれないけど)、対話としては不毛な感じになりがちだ。 わざわざ「あの曲はダメ!」と主張するのなら、不毛な対話にならないように、戦略を練ってからスタートしたほうがいいだろう。 以下、 【不毛な議論に陥らず「あの曲はダメ!」って言う5つのポイント】 1・主観的な感想なら主観的な言葉を使おう 好きになれない、すぐ飽きる曲だ、といった主観的な感想を、「質が低
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以前、「靖国神社に公式参拝した国。公式に反対している国」という記事について触れたことがありますが(http://d.hatena.ne.jp/jimusiosaka/20050702)、この記事を取り上げている野良猫さんという方のブログにお邪魔して、コメント欄にて議論となりました。以下は、その引用です。 http://noraneko.at.webry.info/200507/article_2.html まず、野良猫さんのエントリ『政治:のらねこ戦記 第20話「政教分離の謎」』から引用させて頂きます。 ちょっと話はずれますが、サンフランシスコ平和条約は東京裁判などの諸判決を受諾したに過ぎず、日本が悪の国家だったという歴史認識を呑まされた訳ではありません。 戦犯とされた方々の名誉回復も国会で可決されており(当時の社会党も賛成した)、その経緯を知っていれば大陸や半島の言動に動揺する事も無かっ
近藤さんのCNET Blogの記事、「世の中はでたらめな仕組みで動いている」、「でたらめさはどこから来るか」を読んで、「近藤さんってセカイ系かな?」なんてことをふと思ってしまった。 以下は適当なつけたし。 セカイ系とはある種の世界観に基づくフィクションを指す言葉で、笠井潔の言葉を借りると「私的な日常(小状況)とハルマゲドン(大状況)を媒介する社会領域(中状況)を方法的に消去した作品群」*1である。代表作は『新世紀エヴァンゲリオン』『ブギーポップは笑わない』など。パターンとしては主人公は中高生で、ごく平凡な日常に微妙な違和感を持ちつつも何となく暮らしている。ところがこの日常がある日突然、世界レベルの物語と直結してしまい*2、主人公は否応なしに日常生活において世界のあり方を巡る戦いに巻き込まれていく。巻き込まれると言っても大はそれこそ巨大ロボットに乗せられて使徒と戦うというあたりから始まり、小
深刻化する、科学研究の捏造・改竄・盗用(上) 2005年7月19日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2005年07月19日 米厚生省のもとには昨年、米国の研究者の不正行為に対する申し立てが274件寄せられた。これは前年比50%増にあたり、米連邦政府が科学研究の不正行為に対処するプログラムを立ち上げた1989年以降もっとも多い数字だ。 米研究公正局のクリス・パスカル局長によると、700万ドルの年間予算を投じて職員28人が対応しているにもかかわらず、申し立てへの対応は追いついていないという。昨年中に対応できたのはわずか23件で、8人が研究上の不正行為を犯したことが判明した。研究公正局は過去15年間で、約185件の不正行為を確認している。 しかし、ある調査の結果からは、研究データの捏造や改竄、盗用はこれよりはるかに多いことがうかがえる。6月9日付けの『ネイチャー』誌に掲載された調査
時間と仕事の整理術『GTD』がカルト的人気 2005年7月19日 コメント: トラックバック (1) Robert Andrews 2005年07月19日 情報化時代のバイブルだと評判の本がある。これを読むと、ストレスで疲れきっていた働きバチが、やるべきことのリストを片っ端からこなしていくのに夢中になり、一見カルトらしからぬ新たなカルトの信者と化すという。 信者たちが人生の指針と入れ込んでいるのが、時間管理術を説いた人気の指南書『仕事を成し遂げる技術――ストレスなく生産性を発揮する方法』[邦訳はまの出版刊]だ。個人の生産性を高める術のエキスパートである著者のデビッド・アレン氏は、教祖としてあがめられている。 仕事を手早くこなし、プロジェクトを管理し、能率を高めるにはどうすればよいか。本書はそのための新しい哲学を提案するものだが、2001年にハードカバーが刊行された当時、ビジネス界での評判は
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