シェアサイクル事業を展開するNTTドコモ系のドコモ・バイクシェアと、ソフトバンク系のOpenStreetは事業提携することを発表した。両社が提供する電動アシスト自転車のシェアサイクルサービスにおいて、自転車を止めるポートの共同利用を開始するという。事業面だけでなく親会社も競合関係にある2社が、なぜ協力するに至ったのだろうか。 親会社も競合関係にある2社が提携を発表 最近では電動キックボードなど、特定小型原動機付き自転車などにも広がっている小型モビリティーのシェアリングサービス。だが国内でその主流となっているのは電動アシスト自転車である。意外にも携帯電話会社の系列企業が多く提供している。 これには、自転車を管理するためにモバイル通信を活用していることが少なからず影響しているようだ。この分野では大手となるドコモ・バイクシェアは、名前の通りNTTドコモの子会社企業だ。「HELLO CYCLING
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