Thank you for visiting nature.com. You are using a browser version with limited support for CSS. To obtain the best experience, we recommend you use a more up to date browser (or turn off compatibility mode in Internet Explorer). In the meantime, to ensure continued support, we are displaying the site without styles and JavaScript.
大気中の二酸化炭素は、海洋との間で大量に交換されていて、それに比べると化石燃料の燃焼で発生する二酸化炭素の量は桁違いに小さいと聞きました。そのわずかな量が大きな気候変動をもたらすのですか。 海洋から大気へ、また大気から海洋へ年間に炭素換算で約90Pg(ペタグラム)[見慣れた表現では900億トン]の二酸化炭素が行き来しているという説明をうけたり、図を見たりすることがあるかもしれません。これに対し、私達人類が石油や石炭などの化石燃料の使用や森林破壊で大気に放出している二酸化炭素は7Pg[70億トン]程度ですので、海洋と大気間を行き来している90Pgに比べると小さいものに感じられます。 (注:このあまり聞きなれないP(ペタ)は10の15乗を意味する国際的な記号です。1Pgは1Gt(ギガトン)と書かれる場合もよくあります。1Pg =1Gt = 1015g= 10億トン。ここでは、科学論文によく使わ
さて前回の続きである。 地球温暖化の原因としては、二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスの影響が指摘されて いることはTVなどで皆さんご存じだろう。たとえば、下記のサイトを見てお分かりのように、 過去40万年の南極の気温とCO2の濃度には、大変よい相関関係がある。 ●Changes in Carbon Dioxide and Temperature (U.S. EPA) 図の右端でCO2濃度がグインと上昇している。 詳しく見ると1850年以降上昇しているようだ。 ●過去250年間の大気中二酸化炭素濃度の増加の様子 (東北大学大気海洋変動観測研究センター) 「この割合なら、これから気温は10度以上上昇するのでは?」などと思ってしまう。 しかし相関関係があるからといって、CO2が地球温暖化の要因といえるだろうか? 最近面白い説がインターネット上を賑わしている。それは… 「CO2濃度の増えたのは
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く