「日ペンの美子ちゃん」6代目作者 服部 昇大さん 40 「美子ちゃんと仕事をする日が来るとは」と笑う服部さん(左)と浅川さん(東京都新宿区の学文社で) かつて、少女漫画の裏表紙を席巻した「日ペンの 美(み) 子ちゃん」が、再び注目を浴びている。「全共闘時代生まれの17歳」を名乗り、時に「90年の歴史で先生方も超一流」のおなじみのセリフをぞんざいに扱う。ニュースに敏感で、プラごみ削減を訴えて体を廃棄プラ製にし、米ツイッター社の買収劇もユーモラスに伝える。そんなとがった内容が、美子ちゃんを知らない若者からも支持を集める。 手がけるのは津山市出身の漫画家・服部昇大さん(40)。美子ちゃんのパロディー漫画「日ポン語ラップの 美(び) ー子ちゃん」の作者でもある。美子ちゃんは2007年を最後に休眠状態で、12年に友人のラッパーに頼まれて描き始めた時は「まあ、大丈夫だろう」と、美子ちゃん似のキャラに日