>文字そば一覧ページへ< オモコロでひっそりと連載中のショートテキストコンテンツ「文字そば」。 大体1000文字くらいですので、通勤通学の合間やちょっとした空き時間に2~3分でつるっとお読み頂けます。 今までに公開された文字そばの数は実に80本。 「何から読めばいいかわからん」という皆様の声にお応えしまして、オモコロ編集部が独断と偏見で選んだベスト文字そばをご紹介させて頂きます! 大量廃棄される前にぜひ一度ご賞味ください。 原宿のベスト文字そば 夜の街、食べるハム 小市民としての人生が過ぎていく途中、ふと「ささやかな禁忌」とでも言うべきものに気がつくことがある。 自分にとって、仕事終わりに帰り道で食べるロースハムがそれに当たるだろう。 本日分のタスクをまんざらでもなく消化し、少々お酒も入って歩く通い慣れた道。 何とはなしに道中のコンビニに立ち寄るのだが、腹もそこそこ満たされており、体温的に
人工知能(AI)を用いて既存のポルノに有名女優の顔を合成する「フェイクポルノ」が登場して以来、ここ数か月でさまざまな有名女優を使ったフェイクポルノが急増しています。そして、実在する人間で作るフェイクポルノに飽き足らず、今度はゲームの中に登場するキャラクターの顔を使ったフェイクポルノが増えはじめています。 People Are Putting Video Game Faces On Real Porn, The End Is Nigh https://kotaku.com/people-are-putting-video-game-faces-on-real-porn-the-e-1822567065 AIを用いて実在する有名女優の顔を既存のポルノ映像に合成する「フェイクポルノ」が話題になったのは、2017年12月に海外掲示板のreddit上に登場した、映画「ワンダーウーマン」の主演女優ガル
ブラックタイガー(エビ)の殻で虎を作りますが、「ちびくろさんぼ」の虎ホットケーキを再現したりもします。 ブラックタイガーという名前を耳にしたのはいつの頃だろう。虎の名前がついているくせにエビなの?」とびっくりした記憶がある。己の中にあるエビへの差別意識にも気づいた。しかし、エビだって同じ生き物だ。そんなわけで作ったのが冒頭の写真「ブラックタイガーでつくった虎」である。材料はこちら。 この記事は工作特集3DAYSの3日目、「お題『虎」』の1本です。ほかの記事はこちらへどうぞ。
こんにちは。ライターの斎藤充博です。 最近インターネットを見ていて(僕は常にインターネットを見ています)気になったものがあります。それは蘭州ラーメン。 ラーメンは今や日本の国民食とも言える食べ物ですが、そもそもは中国生まれ。 蘭州ラーメンは日本のラーメンとは違う、中国の本来のラーメンの一つなんだそうです。これが今、ものすごく日本で流行ってきているらしい……。食べてみたい……。 というわけで、池袋の「蘭州拉麺店 火焔山」に来てみました。 池袋の北口方面は小さな中華街と化しており、ここに来るまでに中華料理の匂いをガンガンに浴びております。 基本的にはラーメン屋さんなんですが、おつまみもなんだかよさそう。ラーメンの前に一杯やりますかね。 この日来てくれたのはライター仲間のさくらいみかさんと、製麺マニアの玉置標本さん。それではカンパイ! 知らなかった、羊の「舌」と「胃」ってメチャクチャうまいぞ 羊
これはライターであり知人のzukkiniさんが転勤するというので俺が名古屋に行ったときの話である。俺の見た目から俺が東京生まれ東京在住のシティボーイであることは明白だと思うのであえて言わないでおく。大竹まこと、おおきち、斉木しげるなのだ。 さて、氏が外国へ転勤だと言うのと、元々名古屋に行ってみたかったというのがあり、日程を調整し高速バスで向かったのだが、宿に関しては「漫画喫茶も個室ビデオもカプセルホテルもあるし、当日とればいいだろう。なにせここは日本だから日本語が通じる、なにせ俺は海外でもそんな感じでなんとかなったから!!ナニセマサヒコ!」ってな気持ちで臨んだのが悲しみの始まりであった。 無事氏と落ち合い(博満じゃないヨ!)、夜に解散となり「ちとメシでも探しつつ宿を探すか」と、テキトーな安いホテルに電話するのだがなんとどこも満室だと言う。その名古屋駅にはパッと見ただけでもビジネスホテルが3
卒業を知ったのは友達とタスマニアの海岸で牡蠣を採っていたときのことでした。 あのときの残酷なまでにキレイな青空と海をきっと一生忘れないと思う。 最初は「あー」とか「まじかー」とか、ボソボソつぶやいていたと思う。 でも意外とすぐにスッと受け入れることができて、心の中を満たしたのが次の感情だった。 「有安さんのそういうとこが大好きなんだよな」 そのあとは牡蠣とか全然集中できなくて、ずっとTwitter見てた。あのときの友達ほんとゴメンって思いながら。 いろんな感情が流れるタイムラインをどこか他人ごとのように見てた。 なんですぐ受け入れられたかというと、有安さんってこうと決めたら曲げないじゃん? 多分この決定は絶対に覆ることがなくて、有安さんはこのまま全てを振り切って突き進んでいくんだろうなって思った。 5人のももクロのライブがもう見れなくなるのはめちゃくちゃさみしいし嫌だけど、もうこれは完全に
作詞家・岩里祐穂によるトークライブ『Ms.リリシスト~トークセッション vol.3』が2017年4月16日に開催された。このイベントは岩里の作家生活35周年記念アルバム『Ms.リリシスト』リリースを機に、あらゆる作詞家をゲストに招き、それぞれの手がけてきた作品にまつわるトークを展開するもの。リアルサウンドでは、そのトークライブの模様を対談形式で掲載している。今回ゲストとして登場したのは、ももいろクローバーZやでんぱ組.incなどのアイドルを中心とした幅広いアーティストの作詞のみならず、作曲、編曲も手がけるヒャダインこと前山田健一。両者が手がけてきた楽曲の制作秘話を紐解くと、物語の描き方や言葉の使い方など、それぞれの特徴が浮かび上がってきた。(編集部) ももいろクローバーZ「ワニとシャンプー」 岩里:私がヒャダインさんのことを初めて知ったのが、ももいろクローバーZのシングル『猛烈宇宙交響曲・
2018年1月15日、ももいろクローバーZのメンバー有安杏果さんの卒業・引退が発表されました。この記事では、「リアル」と「ファンタジー」という観点から日本のアイドル史ごくごく簡単に(かつ乱暴に)振り返ったうえで、ももクロファンとして、この出来事にどう向かい合っていくか、綴っていきます。なんだかまとまりのないアンバランスな記事になっています。ももクロの話にだけ興味がある人は、ここからお読みください。 80年代アイドル――ファンタジーとしてのファンタジー 山口百恵の引退と松田聖子のデビューによって幕を開けた80年代のアイドル文化において、アイドルとはフィクションでありファンタジーだった。アイドルはアイドルというファンタジーを演じ、ファンもそれをファンタジーだとある意味割り切って受容し消費していた。そこには「冷めつつノリ、ノリつつ冷める」という80年代的消費文化のエートスが浸透していた、と言える
有安杏果さん、あなたを嫌いになりました ももいろクローバーZの有安杏果の脱退について書かれたファンのブログが話題になっていた。「有安杏果さん、あなたを嫌いになりました」というタイトル。 個人的に意外だったことは、ももクロファンがこのブログの内容に共感している人が多いこと。自分はももクロは好きでアルバムは全て聞いているし、ライブも何度か観たことがある。しかし、熱狂的ファンというわけではない。だからずっと追いかけているファンと比べると温度差があるからかもしれないが、共感はできなかった。 むしろ、このブログの内容からは気持ち悪さと恐怖を感じた。 ブラック企業の経営者が辞める社員を精神的に追い込む時のような、厳しすぎる体育会系の部活が辞める部員を批判しているような、そんな気持ち悪さ。相手を認めているようで、実は人間扱いしていなく、自分の都合の良いように動かないのならば叩きのめすかのような恐ろしさ。
昨日はマジでずっとももクロちゃんの事を考えていた。 (ところで「ももクロちゃん」という呼び方がすごく好きで、グループなのに個人としてる感じとか、ソレに対してちゃんづけするというのがなんか凄くシックリ来て好きなんだけど君はどうカナ?) 「ああ、俺はここ2,3年位のももクロに興味が持てずに応援もしていなかったし、曲も全然追えてないし、追う気もなかった。いわゆるもう飽きた、他界したファンだ……ももかが脱退するって言っても『へー…』程度の淡白な興味のなさっぷりだし、ラストライブに至っては配信あるけど観なくてもいいかな程度の気持ちだったし、実際観ていなかったし、Youtubeで最後のメンバーの挨拶だけ観た程度の『過去にファンだった人』なのに、何故今までずっと追ってきたファンの様に悲しんでいるんだろう?」という後悔と言うか申し訳無さというか、しょうもないニュースで盛り上がる下世話なワイドショーの様にも
「かみさま」が死んだとき、信者はなんと表現するんだろう お正月もクリスマスも祝う私には、到底想像できないけれど 私にとって「かみさま」だったあなたのこと。 グループ脱退を発表してから447日が経った。 彼自身の言葉で伝えられたのは、3日後だったかな?だから正確には450日? (この記事を書き始めたのは4月8日だったので。みんなが覚えている2018年1月16日の出来事です。そうそう、あなたのブログだけが遅くて荒れた。) あれから私はイメージカラーを気にせずに服を買うようになった。 あなたがどっかの雑誌で言ってたから、って伸ばしていた長い巻き髪をバッサリ切った。 執着していた真っ黒な掲示板は気づけばURLが変わっていたし、LR44の電池は買わなくなった。 絶対に忘れない、3月21日だった。 少しまだ肌寒くて、朝起きるのがおっくうだった。 優先エリアの整理券が、前3組でちょうどなくなったのをまだ
わたしには世界でいちばん好きな女の子がいるんですけど、その子は明日、見えなくなってしまうらしい。もっと言えば、わたしの世界でいちばん好きな世界は明日でなくなってしまうらしい。 世界でいちばん好きなかわいいかわいい女の子の名前は杏果ちゃんといいます。かわいくてやさしくて強くて、ばかみたいに真面目だなって思っちゃうような女の子です。大好きな世界の名前はももいろクローバーZといって、ばかだなあ、と思われるかもしれませんが、わたしはこの世界が永遠に続くんだと本気で信じて疑いませんでした。でも、この世界をいとおしいと思った人はみんな永遠を信じていたんじゃないかと思います(主語が広くてよくないね、でもほんとうにそう思います)。 卒業をしてしまうんだそうです。ももいろクローバーZから、アイドルから。ももいろクローバーZは五人から四人になってしまう、らしい。往生際のわるいわたしはまだ信じられなくて、最後の
昭和軽薄体(しょうわけいはくたい)とは、椎名誠や嵐山光三郎らが1970年代末から1980年代前半にかけて築きあげた、日常の話し言葉を文章化する饒舌な文体で、狭い周辺の極私的なことを書くこと[1]。 椎名誠の『さらば国分寺書店のオババ』が1979年10月発刊された後で椎名自身が「昭和軽薄体」と名付けた[2][3]。また、嵐山は、椎名が「軽薄」であることを自ら宣言したことには、軽薄であるとの世評を封じる逆説的なねらいがあったのではないかと推測している[2]。 昭和軽薄体の作家の範疇は椎名によると、椎名自身と、嵐山光三郎、南伸坊、糸井重里らのエッセイが昭和軽薄体とされる。これらの書き手たちは、個人的にも親しい関係にあり、共同で作り出した面もあった[3]。また、椎名と交友のある坪内祐三は、「シブい本」に収録された「エッセイストになるための文庫本100冊」というエッセイで、昭和軽薄体の例として村松友
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