リバースレポレートINRREP=ECIも6.25%に据え置かれた。 6人の金融政策委員のうち、5人が据え置きに投票。前週のロイター調査では、アナリスト64人中35人が利上げを予想しており、金利据え置きはサプライズとなった。 一方、金融政策のスタンスは「中立」から「調整された引き締め(calibrated tightening)」に変更された。 インド中銀は6月以降、過去2回の決定会合でそれぞれ25ベーシスポイント(bp)での利上げを決定。 パテル総裁は記者会見で「今回示した『調整された引き締め』とのスタンスは、現在のサイクルで利下げが検討事項になく、かつ、毎回の会合で利上げが決定されるわけではないことを基本的に示している」と指摘。「新たなデータの入手に伴い、中銀は政策を対応させていく」と述べた。 インドではインフレ圧力が高まっており、アナリストは中銀は今後、少なくとも50bpの利上げを実施