世界保健機関(WHO)に欧州で最も大気汚染が深刻な首都とされたマケドニアの首都スコピエ(2018年12月4日撮影、資料写真)。(c)Robert ATANASOVSKI / AFP 【3月13日 AFP】大気汚染が原因の早期死亡者数は全世界で年間880万人、欧州では79万人に上り、昨年発表された調査結果のおよそ2倍に及んでいることが11日に発表された論文で明らかになった。 昨年発表された大規模な健康調査報告書「世界の疾病負担研究(Global Burden of Disease Study)」によると、PM2.5とオゾンが原因とされる2015年の死亡者数は約450万人。欧州環境庁(EEA)が同じく2015年のデータを基にした発表では、最も毒性の高い3種類の大気汚染物質による早期死亡者数の推定は欧州連合(EU)内で48万人だった。 超過死亡数(予測されていた死亡者数より総死亡者数がどの程度増
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