チップの地域・機能比率を分析 図4は、全44チップの分布をまとめたものである。プロセッサとメモリを除いており、プロセッサとメモリを入れると比率は変わる(プロセッサは米国製がほとんど。メモリは韓国製または米国製だ) 図4の左側は、搭載チップメーカーの本拠地をグラフで示したが、圧倒的多数を占める米国のTIだけは、単独で表した。グラフの通り、約7割がTI製だ。それ以外にも米国メーカーのチップが多数使われる。米国メーカーチップが4分の3を占めているのである。残りは台湾メーカーのPC向けチップがサーバにも活用される。それ以外ではドイツメーカー、オランダメーカーなどが続く。本グラフは機能チップだけであり、受動素子(コンデンサーなど)を含めると日本製も使用される。 サーバと言えばプロセッサとメモリ、と思いがちだが、実際にはメインボード上には多くのアナログチップ、アナログとデジタルと混載したミックスドシグ
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