ビデオゲーム販売の米ゲームストップは年内にゲーマー向け非代替性トークン(NFT)マーケットプレイス開始を計画していることが、事情に詳しい関係者の話で分かった。これを受けて同社の株価は時間外取引で急伸した。 実店舗からオンライン販売に重点を置く経営形態への転換を進めるゲームストップは、どのトークンをこのNFTマーケットプレイスで採用するかに関し暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーン企業と協議も進めている。同関係者が未公開情報を理由に匿名で語った。 同社はまた、NFTのコンテンツクリエーターやゲーム企業への投資を目的とした多くのファンド創設の可能性について提携先と協議している。各ファンドの規模は最大1億ドル(約115億円)となる可能性がある。この数カ月にゲームストップは、暗号資産関連の計画に集中的取り組む20人余りのチームを結成したという。 仮想通貨とNFTに関するゲームストップの計画について