【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)のコザック報道官は7日の記者会見で、日銀の金融政策について「物価目標を達成できることが明らかになる場合に備え、短期の政策金利を引き上げる準備を続けるべきだ」と述べた。日銀が大規模金融緩和を縮小する際には、マイナス金利政策の解除が選択肢になるとの考えを示した。 日本経済に関しては世界経済の減速などを背景に「いくらかの逆風に直面する」としつつ、「景気回復が続くことを予想している」と言及した。 日銀の金融政策を巡っては、植田和男総裁が7日に「年末から来年にかけて一段とチャレンジング(挑戦的)な状況になると思っている」と発言。
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