Image credit: Ministry of Defence of the Russian Federation ロシア航空宇宙防衛部隊(VVKO)はモスクワ時間6月5日、偵察衛星「コーバリトM」を搭載した「ソユーズ2.1a」ロケットの打ち上げに成功した。ソユーズ2.1aは、4月28日に機能喪失に陥ったプログレスM-27M補給船を打ち上げたロケットであり、事故から約1か月後、事故原因の発表からわずか4日後の打ち上げ再開となった。 ロケットはモスクワ時間2015年6月5日18時24分(日本時間2015年6月6日0時24分)、ロシアのアルハーンゲリスク州にあるプレセーツク宇宙基地の43/4発射台から離昇した。VVKOによると、衛星が予定通りの軌道に乗り、地上局との通信も確立できたと発表している。 コーバリトMはフィルム回収式の写真偵察衛星で、フィルム・カメラで地上を撮影した後、そのフィル