写真のワナ スポンサード リンク ・写真のワナ ビジュアル・イメージの読み方 「もし、あなたの写真が何かのミスで凶悪犯と間違えられて新聞やテレビ、雑誌に発表されたらどうなるであろうか。顔写真というのは見る人が「いかにも」という心理でそれを見ると、その顔写真は「いかにも」というように見えるのだ。試みに、あなたやあなたの身近な人の顔写真を切り抜いて新聞に貼ってみよう。誰もが、いかにも「それらしき顔」のイメージに見えてしまうから」 1976年、マニラ国際空港でハイジャックされた日航旅客機のコックピットに、ぬっと現れた顔が撮影され「犯人」としてマスコミに報道された。実はこれは機長の顔で、事件後、本人がカンカンに怒って抗議したそうだ。歴史的な大事件でも写真の誤報道は数多い。 戦後、20年ほど前まで広島の原爆キノコ雲として教科書にも掲載されていた写真は、実は長崎の原爆のものだったそうだ。長崎の方が外観