ブックマーク / yamdas.hatenablog.com (68)

  • 自己検閲のおそろしさと「プライバシーの不変の価値」 - YAMDAS現更新履歴

    一週間ほど前に書いた話だが、このブログでもちゃんと取り上げておきたい。 news.yahoo.co.jp 人間的な好き嫌いは別にしてその仕事に敬意を払っている八田真行氏が、また優れた文章を書いている。 話題はチャット・コントロールで、これには児童への性的加害を防ぐという意義があるが、年寄りからすると、それこそ1990年代のクリッパーチップからずっと続く、国家による暗号化への飽くなき介入の欲望の最新版に思えるわけである。その問題点や有効性についての議論については、この文章に書かれている通りである。 しかし、この文章のもっとも重要な論点はそこではない。人間的な好き嫌い(中略)八田真行氏は、最後に以下のように書く。 ちなみに、私が個人的に恐れているのは、チャット・コントロールのような政府による検閲そのものではない。それによって引き起こされる自己検閲である。監視されていると感じると、人は自己検閲を

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    oooooooo 2024/07/01
    10 ~ 20 代には“東ドイツにおける生活、サダム・フセインのイラクにおける生活”や 911 が伝わらなそうなのが怖い。伝わるだろうか
  • Gmailがサービス開始から20年になる - YAMDAS現更新履歴

    www.theverge.com Google が無料電子メールサービス Gmailの 開始を告知したのが2004年4月1日、つまりちょうど20年前なんですな。4月1日の告知、また個人に無料で 1GB のストレージを提供するのが当時は衝撃的だったため、当初エイプリルフールの冗談ネタすら疑われた Gmail は確かに世界を変えた。 しかし、20年経ち、Gmail を開きたくてたまらないという人を私は知らない。受信箱の管理は往々にして面倒で、Slack や WhatsApp といった他のメッセージングアプリが、我々のオンラインコミュニケーションを支配している。かつてゲームチェンジャーだった Gmail は、今では脇に追いやられてしまった感がある。これからの20年も Gmail は我々の生活の中心にあるのだろうか? それとも、Gmail――そして電子メール――は過去の遺物になるのだろうか? この

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    oooooooo 2024/04/02
    フッタでメール最大容量のカウンタが上がり続けていたな / Inbox 好きだった
  • 感動した芸術作品がAIによって作成されたと知ったらその感動は変わるか? その逆もあるか? - YAMDAS現更新履歴

    scripting.com デイヴ・ワイナーが、スティーブン・レヴィが Bluesky か Threads かどっちか忘れたけど、興味深い質問をしていたと書いている……が、これこそ、実は2024年的なのかもしれない。Twitter あらため X がゴミだめとなり、Bluesky や Threads や Mastodon への移行が進み、先週には Bluesky が遂に招待制を終了し、誰でも参加可能になった。結果、X だけで済まず他もいくつかフォローすることになり、どこで見た話かあとでよく思い出せなくなる。 おっと、話がズレた。ワイナーが書いているレヴィの投稿はこれだろうが、ともかくレヴィが投げかけた質問はこうだ。 「もし、感動した芸術作品が AI によって作られたと知ったら、その感動は変わるか?」 この質問、ワイナーは最初「変わらない」と考えた。芸術で重要なのは、それがどうやって作られたか

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    oooooooo 2024/02/15
    作者の性別や国籍、性格、犯罪歴、過去の発言が作品に影響を与えるか問題に AI 追加
  • 動画配信サービスにおける映画、ドラマの配信終了日の情報を教えてくれるサイトとかないだろうか? - YAMDAS現更新履歴

    少し前に、Netflix のアプリを眺めていて、映画『メッセージ』があるのに気づいてページを見たら、もうすぐ配信を終了するのに気づいて慌ててツイートしたのだが、こういうのは心臓に悪い。 これまで観たことがなく、観たいなと思っていた映画やドラマが Netflix に入っているのに気づいたら、「マイリスト」に入れるようにしているのだが、それで安堵していつの間にやら時が経ち、久しぶりにマイリストを見たら前に入れたはずの作品が消えている、つまりはその作品の Netflix での配信が終了しているのにそこで気づいて落胆することがたまさかある。 というか、「マイリスト」に入れてるんだから、それから消える前に Netflix もワタシに告知してくれよと思ってしまう。してるのに、ワタシが見逃しているだけなのか? でも、こういうのって Netflix に限らず、動画配信サービス利用者の共通する悩みなんじゃな

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    oooooooo 2023/08/08
    Amazon Prime なら「見放題が終了間近の映画」カテゴリを手動で見てる。確かに欲しい
  • はてなダイアリーを使い始めて20年が経ち再認識する主戦場としてのブログ - YAMDAS現更新履歴

    今日2023年7月7日で、はてなダイアリーを使い始めてちょうど20年になる。 といっても特に何の感慨もない。 ……あれ? 10年前にもそういうこと書いてなかったか? yamdas.hatenablog.com もう今では「はてなダイアリー」と言っても通じないのかもしれない。2019年にはてなブログに移行した後も、結局、現在まで続いている形である。 飽きもせず、よく続けられたものである。上記の通り、それ自体には特に何の感慨もないが、Twitter の迷走からのいよいよの瓦解に立ち会うことになり、ブログの意味合いについて少し考えるところがある。 思えば、ワタシにとってTwitterはおよそ15年SNSの主戦場だったわけで、そう簡単に他に移行できる気がしないのも確かです。2017年にMastodonのアカウントを作っていますが、これがTwitterにとって代わるとは今なお思えなかったりします。

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    oooooooo 2023/07/07
    20 年すごい。一時期更新が減ったときに楽しみの一つだったことを痛感。ファンです
  • 56か国の177人もの専門家が選りすぐった最高の児童書100選(の邦訳リスト) - YAMDAS現更新履歴

    [追記]:内容に誤りがあったので、タイトル並びに文を修正しました。 www.bbc.com BBC が史上最高の児童書100選を発表しているのだが、これが56か国の177人ものの専門家による投票結果というのだから力が入っている。 まぁ、ワタシなど映画やアニメでは観ていても、原作をちゃんと読んでいないのがほぼすべてでお恥ずかしい限りなのだけど。 モーリス・センダック『かいじゅうたちのいるところ』(asin:4572002150) ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』(asin:4042118038、asin:B01914HLHK) アストリッド・リンドグレーン『長くつ下のピッピ』(asin:4001140144) アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ『星の王子さま』(asin:4167912880、asin:B06VWT2MYX) J・R・R・トールキン『ホビットの冒険』(asin:4

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  • 邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする(2023年版) - YAMDAS現更新履歴

    私的ゴールデンウィーク恒例企画である「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする」を今年もやらせてもらう(過去回は「洋書紹介特集」カテゴリから辿れます)。 ワタシのブログの読者でも誰も気づいていないと思うが、一年前の2022年版をやった後、ワタシはブログにひとつの縛りを課してきた。 このブログはだいたいにおいて、(今回のようにひとつのエントリが特に長大な場合をのぞき)一度の更新で5つのエントリを公開するのだが、そのうちの最低ひとつは洋書を紹介するエントリにしてきた……と文章で書くとなんでもなさそうだが、これはなかなかに高いハードルだった。この一年、その縛りをまっとうするために洋書に関するアンテナを張ってきた感じである。 その代わりといってはなんだが、その縛りのおかげで今年の「邦訳の刊行が期待される洋書を紹介しまくることにする」は、過去エントリを紹介するだけで苦も無く30冊の洋書(

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  • カート・ヴォネガットの伝記映画『Kurt Vonnegut: Unstuck in Time』が作られていた - YAMDAS現更新履歴

    カート・ヴォネガットが亡くなったのは2007年だから、もう14年になる。彼の死後、格的な評伝『人生なんて、そんなものさ』が出たが、彼のかなりダークな面も描かれており、一部の遺族から内容に異議が唱えられている(参考:荒野に向かって、吼えない…)。 彼の伝記映画って作られていないのかと思ったら、Kurt Vonnegut: Unstuck in Time というカート・ヴォネガットのドキュメンタリー映画が作られているのを知る。 公式サイトによると、この映画の制作は以下のようにして始まったそうな。 1982年、ある若き映画製作者が、彼の文学上のアイドルに、彼の人生と業績についてのドキュメンタリーを提案する手紙を書いた。カート・ヴォネガットはすぐにロバート・ウェイドに会い、ドキュメンタリーの制作を許可した。ウェイドは必要な資金調達に数か月かかるが、映画はその年のうちに完成できるだろうと考えていた

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  • ジョエル・スポルスキーがFog Creek Software、Stack Overflowに続き、HASHで三度目の起業に取り組んでいる - YAMDAS現更新履歴

    ジョエル・スポルスキーのブログに retirement なんて単語があってギョッとした。彼がアニール・ダッシュに Fog Creek Software の CEO の座を譲り Stack Overflow に専念したのが3年前だが、その Stack Overflow の CEO も Prashanth Chandrasekar に譲ったとのこと。 Fog Creek Software はアニール・ダッシュのもとで Glitch と名前を変え、Stack Overflow についても衰退説はあれども、間違いなく成功したスタートアップの一つに違いない。 現状を彼は retirement でなく sabbatical ととらえているようだが、実は彼は三度目の起業に取り組んでおり、それが HASH とのこと。彼は Chairman(会長)とな。 「ロンドンとニューヨークを基盤とし、誰もが最高の決定

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  • Guardianが選ぶ21世紀最高の本トップ100(の邦訳リスト) - YAMDAS現更新履歴

    Guardian が21世紀最高の100冊を選んでいるので、その邦訳リストを作ってみた。やはり小説が多いのだが、評論やノンフィクションも入っている。 リストを見ての感想は、Guardian は確か映画についても同じ企画をやってたと思うが、それと同様に「21世紀」というくくりなのに2000年発表の作品がいくつも入っていて、正直「バカ?」と思うが、まぁ、もちろん分かってやってるんでしょうけど。 あと翻訳者が原作者と同じ文字サイズでクレジットされているのが目を引いた。欧米って翻訳者にはあまりスポットが当たらないという話を以前聞いたものだが、そのあたりの意識にも変化があるのだろうか。翻訳者がクレジットされるということは、もともと英語で書かれていない作品もそれなりに入っているということだが、先にちょっとバラしてしまうと、日国籍の作家のは一冊も入っていません。 それでは以下、トップ100リストを

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    oooooooo 2019/10/26
    『首のたるみが気になるの』、メグ・ライアンで映画化してほしい
  • Linux Journalの終焉とともに考える、ウェブがインターネット・アーカイブと同義になる恐ろしく悲しい未来 - YAMDAS現更新履歴

    2017年にも終了かという話があった Linux Journal が今度は当に終了とのことである。 1994年の創刊以来、四半世紀にわたり Linux Journal に携わってきたドク・サールズが、その終焉について文章を書いている。彼がもっとも気にしているのは、まさに25年分のアーカイブである Linux Journal のウェブサイトの行方である。 上でリンクしたスラドのストーリーにも「Webサイトも今後数週間のうちに閉鎖される」とあるが、ドク・サールズも、もはや Linux Journal がサブスクリプションベースのデジタル雑誌として存続することは期待していないが、LinuxJournal.com の Drupal ベースのサイト並びにそのアーカイブは残せないものかと訴えている。そして残念ながら、その権限はサールズにはない。 「クールなURIは変わらない」というのも今や昔の話で、

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    oooooooo 2019/08/20
    archive.org が巨大化することで予算超過になり終了することないのだろうか
  • Netflixドキュメンタリー『グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル』と出演者のその後 - YAMDAS現更新履歴

    『監視資主義』の衝撃を学ぶ教材としてのNETFLIXドキュメンタリー『グレート・ハック:SNS史上最悪のスキャンダル』|市川裕康 (メディアコンサルタント) 週末、ワタシも Netflix ドキュメンタリー『グレート・ハック: SNS史上最悪のスキャンダル』を観た。これは必見である。 ワタシは2016年に「今回の大統領選挙の結果についてフェイスブックに咎を負わせるのは、いくらなんでもやりすぎだろう」と書いたわけだが、そのときはケンブリッジ・アナリティカのことをよく分かってなかった。現実には、Facebook はワタシなんぞが考えているよりも遥かにユーザの人心を掴んでいた。そして、ケンブリッジ・アナリティカはそれをあくどくハックしたわけである。 市川裕康さんは「監視資主義」という言葉を使っているが、ちょうど Wired にこの言葉の提唱者であるショシャナ・ズボフの書評が掲載されている

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  • クリストファー・ノーランがお薦めする映画30本 - YAMDAS現更新履歴

    2020年公開予定の新作についての情報もぼちぼちニュースになっているクリストファー・ノーランだが、その彼が映画ファンにお薦めする映画30のリストが記事になっている。 似たようなリストを以前どこかで見たような覚えもあるが、なにせクリストファー・ノーランといえば当代最高の映像作家の一人だから気になるところ。個々の映画に具体的にどのように推薦の言葉を述べているかは原文をあたってくだされ。 スタンリー・キューブリック『2001年宇宙の旅』(asin:B07H9G898Y) シドニー・ルメット『十二人の怒れる男』(asin:B079VSDLM2) リドリー・スコット『エイリアン』(asin:B0083RQEL6) ルイス・マイルストン『西部戦線異状なし』(asin:B006QJT5VE) ニコラス・ローグ『ジェラシー』(asin:B003GLVZ04) ジッロ・ポンテコルヴォ『アルジェの戦い』(a

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  • 達人出版会から『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』ベータ版が刊行されました! - YAMDAS現更新履歴

    達人出版会において『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』ベータ版が公開された。 もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来【電子書籍】yomoyomo 達人出版会 発行日: 2017-12-25 対応フォーマット: EPUB, PDF 詳細を見る 前著『情報共有の未来』が WiredVision 連載をまとめたのに続き、今回は WirelessWire News の連載をまとめたものである。連載終了から一年以上が経っての電子書籍刊行で、正直、ようやくか……という思いである。 2017年中に発売できて、正直ほっとしている。 今のワタシの願いはこれだけだ。 どうか『もうすぐ絶滅するという開かれたウェブについて 続・情報共有の未来』を買ってください! なにとぞよろしくお願いします。年末年始のおともにどうぞ。価格も前著よりもお求めやすい700円(

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    oooooooo 2017/12/26
    “何度かのサイトリニューアルで、文中の過去ログへのリンクが切れてしまっている文章が多く、そうした意味で電子書籍のほうがアドバンテージがある。” / ウェブやばい
  • cakesとnoteのストアとTEDブックス - YAMDAS現更新履歴

    少し前にあたらしい「」と「文具」の販売をはじめますとの触れ込みで、cakesとnoteのストアが立ち上げられている。 個人的には cakes の手帳と note のノートのほうがうまいなと思ったが、スマート新書は、加藤貞顕さんが cakes 立ち上げ時に、デジタルだからできる「短い」というコンセプトを表明していたことを考えると、ようやくそれが具現化したのだなと感慨深い。 さて、その「短い」というコンセプトで言うと、ワタシが5年以上前に「TEDは電子書籍でもトレンドセッターになるか」という文章を書いて紹介した TED Books という先行者がいる。 その TED ブックスが日でも刊行されてるのを取り上げたのが2年前だが、2017年は朝日出版社の体制が整ったのか、6冊邦訳が出てたんやね。 恋愛数学する (TEDブックス) 作者: ハンナ・フライ,森元太郎出版社/メーカー: 朝日出

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    oooooooo 2017/12/26
    無印良品も MUJI BOOKS はじめた。出版社と違って量じゃなく、ある程度人気の出たのを書籍化するビジネスモデルなのかな
  • SF映画史上三大泣ける場面は何か? - YAMDAS現更新履歴

    週末、戯れに以下のようなツイートをした。 やはり『ブレードランナー』におけるロイ・バッティの最後の言葉はSF映画史上最高の名セリフだし、『ガタカ』における最後の検尿からラストの主人公のモノローグまで何度観ても涙が出てしまう。しかし、あと一つがパッと浮かばなかった。 するといくつも反応をいただいた。 こうしてみると SF 映画にも泣ける場面は多いんだね。思えば『未知との遭遇』のラストは、地球に居場所がないと感じる主人公が宇宙にそれを見出すという意味で『ガタカ』と共通する。あと『ターミネーター2』は、「自分は泣くことはできないが、人間が何故泣くか分かった」という台詞も泣かせるよね。 さて、そもそも「泣ける○○」なんて大嫌いなワタシがなんでこんなことを言い出したかというと、ショーン・ヤングが『ブレードランナー』撮影中に撮ったポラロイド写真を自身のサイトで公開しているのを Boing Boing

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    oooooooo 2017/11/10
    悲しい涙なら『サイレント・ランニング』、感動の涙なら『第五惑星』
  • 安部公房「地球儀に住むガルシア・マルケス」に出てくるノーベル文学賞作家エリアス・カネッティのちょっといい話 - YAMDAS現更新履歴

    こないだガブリエル・ガルシア=マルケスの訃報に接し、ガルシア=マルケスの名前は安部公房の「地球儀に住むガルシア・マルケス」を読んで知ったが、実はこの文章はガルシア=マルケスについてより、彼の前年にノーベル文学賞を受賞したエリアス・カネッティについての話のほうが面白いと書いた。 今日はちょっとそれを紹介させてもらう。ちょっと長いが「地球儀に住むガルシア・マルケス」より引用させてもらう。 偶然だけど、萩原延寿君がオクスフォードに行っていたころ、これも金がなかったから学校が終ると安いパブに行って、ビール飲んでパンでもべていた。いつも隣り合わせに爺さんが一人いた。自分も黄色いアジア人で、孤独で、金もない。すぐその爺さんと友達になった。ずいぶん頭のいい乞だなあと思って、試しにちょっと難しいことを言うと、向こうはそれ以上のことを知っている。名前を聞いたら、エリアス・カネッティ。さすがイギリスともな

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  • 電子フロンティア財団の2017年のウィッシュリスト - YAMDAS現更新履歴

    EFF's 2017 Wishlist | Electronic Frontier Foundation 電子フロンティア財団が2017年にテクノロジー企業が実現してほしいと願うウィッシュリストというわけだが、項目をざっと訳してみよう。 Google が、電話番号を預けなくても、簡潔に二要素認証をユーザに可能にする。 Twitter が、ユーザが二要素認証を設定していたら SMS でパスワードをリセットできる機能をオフにする。 Twitter が、エンドツーエンドの暗号化ダイレクトメッセージを実現する。 Apple が、iMessage と Facetime で、何らかの形で out-of-band verification を実現する。 W3C のメンバーが、DRM の標準化において、アクセシビリティ、セキュリティ研究、イノベーションを保護しようという我々の呼びかけを支持する。 Goog

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  • Stack Overflowが衰退してるとな? - YAMDAS現更新履歴

    The decline of Stack Overflow 取り上げるのが遅れたが、ここでもこれまで何度も取り上げてきたプログラマ向け Q&A サイトとしておなじみ Stack Overflow が衰退してるんじゃないかというエントリである。 ワタシもプログラムを書く上で何か疑問が出るとすぐググっちゃうようなこらえ性のない人間なのだが、すると大抵ひっかかるのが Stack Overflow で……というのはウソですね。ワタシの疑問でひっかかるのは、大抵 Yahoo! 知恵袋で、そのたびに自分の疑問のレベルの低さにうちひしがれるのである。 それはともかく、Stack Overflow には2015年7月時点で400万をこえる登録ユーザがおり、1000万をこえる質問があるのだが、2013年の調査によると、ユーザの77%は一個しか質問をしてないそうな。5個以上質問しているのはユーザの8%しかいな

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  • 全米興行収入が400ドル(!)に満たなかった11の映画 - YAMDAS現更新履歴

    11 Movies That Made Less Than $400 at the U.S. Box Office | Mental Floss これは記事タイトルの数字を読み間違ったんじゃないかと二度見してしまうな。全米興行収入が400ドルに満たなかった11の映画ということで、そう、400万ドルでも4万ドルでもなく400ドルなのである(笑)。 日円で5万円くらいになるが、それすら稼げなかった失敗作が11もあるのか。紹介されているのを見たが、さすがに一つも知った映画はなかった。まぁ、当然か。 しかし、調べてみると、結構ちゃんと日盤 DVD が出ているんだよね。役者もトム・サイズモアとかクリスチャン・スレーターとか、ワタシでも知った人が出ている映画あり、あの『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の監督だった人のなれの果ての映画とか。 『フラッシュバック・キラー』 全米興行収入30ドル(asi

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