長い間、引き取り手が現れなかった『アザラシ』のような老猫。優しく迎え入れてくれた女性の心をいつまでも救い続ける 0 大学院に通うモリーさんは過去の交通事故の影響で、日常生活にいつも不安を抱え、ストレスで時々パニック発作を起こすことがありました。そこでモリーさんは少しでも不安を和らげるために、猫と一緒に暮らすことに決めたのです。 モリーさんの実家は農家で、幼い頃からずっと猫と一緒に暮らしてきました。そのためモリーさんにとって猫は、完全に生活の一部になっていたのです。 モリーさんはある日、保護猫の譲渡も行っているペット用品店に出かけました。そしてそこで1匹の猫と出会ったのです。