前回は宇宙人の存在が確認されたらどうするかって話だったんだけど、今回は、小説や映画じゃなく現実の話として、人間以外の知的な生物が、他の太陽系で文明を築いてたりする可能性はどれくらいあるのかって話をしたい。発見するも何も、いないもん探してもどうにもならんもんねえ。 さて(知ってる人は知ってるとは思うけど、そこはご勘弁)、この件に関しては、すでに1960年代から「ドレイクの方程式」という推定法が存在している。 これは、アメリカの天文学者フランク・ドレイクが考案したもので、そのものずばり、宇宙にどれくらいの数の地球外生命体がいるか、いや、もっと正確に言うと、我々と同じ銀河系内にいて、我々人類と遭遇する可能性のある知的な文明がどれくらい存在するかについて、推定するための方程式なのだ。 この方程式は以下のような実に簡単なものだ。 ドレイクの方程式 N=R*×fp×ne×fl×fi×fc×L N:我々