3日午後、小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH-IIAロケットが種子島宇宙センターから打ち上げられた。「はやぶさ2」は15時すぎにロケットから無事分離され、小惑星1999 JU3を目指す旅を開始した。 【2014年12月3日 JAXA】 小惑星探査機「はやぶさ2」を載せたH-IIAロケット26号機が、3日13時22分4秒に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた。打ち上げから1時間47分後、地球を1周した同ロケットは「はやぶさ2」を正常に分離した。その後、数分ごとに小型副衛星「しんえん2」(九州工業大学)、「ARTSAT2-DESPATCH」(多摩美術大学)、「PROCYON」(東京大学とJAXA共同)も、次々と切り離された。 H-IIAロケット26号機打ち上げのようす(提供:JAXA) JAXA相模原キャンパス(神奈川県)で開催されたパブリックビューイングでは、初代「はやぶさ」の