名古屋市の地下鉄鶴舞線に乗り入れる名鉄豊田線の100系電車は、運転開始から40年以上が経過する古参車両です。いまだに新型車両で置き換えられていないこの車両、今後どうなるのでしょうか。 日本の地下鉄では最古参級 「赤い電車」で親しまれている名古屋鉄道。2000年代からは徐々にステンレス車両の普及が進み、全身真っ赤な車両はもはや少数派になりつつある状況です。 しかし、全身真っ赤な、昭和生まれの鋼鉄製車体の電車が、今でも主力として現役で走り続けている路線があります。名鉄豊田線、および直通運転を行う名古屋市営地下鉄鶴舞線です。 拡大画像 地下鉄鶴舞線へ乗り入れる名鉄100系電車(乗りものニュース編集部撮影)。 豊田線と鶴舞線は当初から相互直通運転を行う一体的な路線として、整備が進められました。豊田から名古屋都心への乗り入れ構想は戦前からはあったものの、名古屋市内については名古屋市が整備を行うという