Rubyで使用されるYAMLパーサーがRubyのバージョンによって異なるため、YAMLでマルチバイト情報を扱っている場合は、バージョンアップ時に注意が必要です。 どんな問題なの? 1.9.2まで:Syckというパーサーがデフォルトで利用される 1.9.3から:Psychというパーサーがデフォルトで利用される SyckとPsychとでマルチバイトの扱いが異なるため、Syckを利用して保存したマルチバイトを含むYAML情報をPsychで読もうとすると、文字化けします。 そして文字化けしたまま再度保存してしまうと、元に戻らなくなります。 そういう訳で、例えばDBのカラムにシリアライズしたYAML情報を保存しているような場合に、こういった問題が顕在化しやすくなります。 どう対応すれば良いの? 過去にGistにまとめていたものを発掘したので、公開します。 https://gist.github.co