東京ファッションウィークで発表されたトッド・スナイダーの16春夏コレクション(2015年10月12日撮影)。(c)AFP/TOSHIFUMI KITAMURA 【10月23日 AFP】デニムやチェックといった米国の古き良き定番ファッションに、日本らしいひねりが加えられた、新世代のデザイナーらによるコレクションに世界的な注目が集まりつつある。 日本におけるアメリカンファッションの火付け役は、石津謙介(Kensuke Ishizu)が1951年に立ち上げたブランド「VAN」だ。VANは、日本の若者文化に革命的な変化をもたらし、米東海岸の大学生らのスタイルが大流行した。 この流れを受け、オックスフォードシャツやスリムパンツといったプレッピーなスタイルが戦後の日本人男性のユニホーム的存在として定着し、同時に日本国内のファッション業界は、アメリカンスタイルに影響を受ける形で急成長を遂げた。 かつて、