Windows SQL Server 2005サポート終了の4月12日が迫る、報告済み脆弱性の深刻度も高く、早急な移行を
ボットネット研究で知られるNTTコミュニケーションズの小山覚氏。小山氏の新しい研究対象は「Winnyネットワークの実態」だ。小山氏は「悪意のある人物がワームを撒き散らしているWinnyネットワークは『真っ黒』としか言いようがない」と指摘する。小山氏にWinnyネットワークに関する最新事情を聞いた(聞き手は中田 敦=ITpro)。 小山さんは最近,Winnyネットワークの調査を始められているそうですね。 これは,4月25日の「RSA Conference 2007」で話そうと思っていた内容なのですが,私が出るセッションは,ラックの新井悠さん,JPCERTの伊藤友里恵さん,マイクロソフトの奥天陽司さんというセキュリティ界の論客が揃ったパネル・ディスカッションなので(モデレータは日経パソコン副編集長の勝村幸博),私だけが長い時間発表するのは無理そうです(笑)。そこで,今回のインタビューで全部お話
著作権法違反を幇助(ほうじょ)したとしてWinnyの開発者を有罪(罰金150万円)とする判決が、今月13日に言い渡された。「FLMASK 裁判」などの弁護人として知られ、ネット上の著作権に詳しい小倉秀夫弁護士に、この判決について一問一答形式でまとめてもらった。 ――まず、「罰金150万円」という結論についてはどう思いますか? 日本の刑事裁判官は無罪判決を下すことを極度に嫌いますから、おそらく執行猶予付きの懲役刑が言い渡されるのではないかと予想していたのですが、それと比べると軽かったです。 ――「FLMASK」(画像にマスクをかけたりはずしたりするソフト)の開発者は、執行猶予付きの懲役刑でしたよね。これと比べても軽い罪ですが、それでもWinny開発者は即日控訴しましたね。 FLMASKの時と違って支援者も大勢付いていますから、保釈金の返還を受けてその中から罰金を納めてそれでおしまいというわけ
12月13日のWinny開発者による幇助に関する判決について 12月13日の午前、ファイル交換ソフトWinnyの開発公開に関する開発者の刑事責任を審議する裁判の判決が出された。私は、ITmediaから本件に関する寄稿依頼をうけ、さらに前日に京都新聞からコメント依頼されたことや、CPSR(社会的責任を考えるコンピュータ専門家の会)の山根信二氏から記者会見時にマスコミに私のことを紹介する旨うかがっていたことから、きっとジャンジャン電話がかかってきて大変なことになると覚悟し、仕事着に着替えて机に座って電話を待っていた。ところが京都新聞から予定通り電話が一本来ただけで平穏な冬の昼下がりになって、私はなんともフンワリした気分のままお茶をすすってたりしてたわけ。 少しすると、判決後の様子などがネットを経由して伝わってきた。この記事でもみられるように、「不」「当」「判」「決」というA4用紙に一字ずつ印刷
Winnyをめぐって昨日出た判決については、各所からいろいろなコメントが出ている。ネットの「外」ではともかく、ネットでの大勢は「不当である」というもののようだ。批判の主な理由は「自由なソフト開発を阻害する」というもので、そこに「それがいけないならあれもいけないことなるではないか」的な理屈が付け加わる。 私も批判派だが、法律家でもないし、他の人と同じことを書いてもどうかと思うので、少しちがった観点から書いてみることにする。 他の人も大半はそうだろうが、判決文そのものは読んでいない。2006年12月13日朝日新聞夕刊の要旨を前提にして書く。いくつかポイントを抜き書きしてみる。 外部への提供行為が幇助行為として違法性を有するかどうかは、その技術の社会における利用状況やそれに対する認識、提供する際の主観的態様による。 被告は、ウィニーを利用する者の多くが著作権者の承諾を得ないで著作物ファイルのやり
上級審で逆転無罪に!ウィニー開発者の金子氏 2006年12月15日11時13分 / 提供:PJ 【PJ 2006年12月15日】− 「被告人を罰金150万円に処する」―。13日、「Winny」による著作権法違反ほう助事件の裁判で、元東京大学大学院助手の金子勇被告(36)に 京都地裁は有罪を言い渡した。氷室真裁判長は判決の中で「社会に生じる弊害を十分知りつつ、ウィニーを公開しており、独占的かつ無責任で非難は免れない・・・」と。支援者らはすかさず地裁前で「不当判決」と書いた紙を掲げた。 さて、本当に開発者である元東大助手の金子勇氏に責任はあるのだろうか?開発した者が罰せられるのなら、ダイナマイトを作ったノーベル、原子爆弾の理論を完成させ、アメリカ大統領に使用を促す手紙まで出したアインシュタインはいったいどうなるのだろうか?人の命より企業の利益が優先されるというのか? しかも金子氏を支援し
2006年12月14日17:08 ウィニー裁判-混乱している人がいる カテゴリ kinkiboy Comment(6)Trackback(4) ウィニーの作家である元東京大大学院助手金子勇さんが、昨日京都地裁で「著作権法違反ほう助罪」で、罰金150万円(求刑・懲役1年)の有罪判決を言い渡されました。それにしても求刑懲役1年と判決の罰金150万円のギャップが大きいですね。 金子さん側は控訴するということですが、誤解してはいけないのは、これはあくまで著作権法にかかわる裁判であるということです。 ウイルスに感染したウィニーからの情報流出を事件が頻発しているので、有罪になって当然だという認識をしている人がいらっしゃるようで驚きます。 それって、スピード違反に問われているドライバーに、あんたは迷惑駐車が多いからスピード違反だといっているようなもので、この裁判と情報流出問題とは直接的には関係がありませ
日記帳です。トップページからは写真も見られます。全て私個人の見解で、所属団体の立場・戦略・意見ではありません。 Winny製作者が、その刑事責任について問われたこの事件。 論告・求刑及び最終弁論に立ち会った身としては、 判決も聞きに行きたかったのだけど、寝坊した。 聞くところによると、傍聴は抽選だったらしい。 今までは先着順だったのに・・。 すったもんだの末に下された判決は、 『有罪:罰金150万円』 なんか、肩透かしをくらった感じ。 おそらく今回は、著作権法違反の幇助(手助け)についての起訴だったので、 主犯である2名の侵害額を考慮したのだろうかとも思われるが、 そんな判決だったら、民事で十分じゃないですかと正直思った。 検察の主張する「懲役1年」と弁護側の求める「無罪」の間でなされた ジャッジとしては、限りなく弁護側の主張に近いように見える。 一応、法律論としては、著作権法違反の幇助に
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