先日、食事にミネラルを取り入れることで、発達障害やアレルギーの改善に取り組んでいる団体の講演を紹介した新聞記事を見かけました。 2018年にもなってこのような取り組みがマスメディアで好意的に採り上げられるというのは本当に哀しく、悔しい気持ちでいっぱいであり、今回の記事を書きます。 ■発達障害の治療は確立されていない 自閉症などの発達障害は現在のところ治療法は確立されておりません。早期に心理・社会的な介入(環境の改善や行動療法など)を行うことで、本人が混乱せずに過ごすことや社会との良好なかかわりが持てるようにし、自尊心を持ち落ち着いて暮らせることで周辺症状を予防することが今のところ妥当性の高い対処法と考えられております。 「○○の使用で病態改善の兆し、自閉症の治療に光明」というようなニュースがたまに話題になりますが、実際の治療に用いられる段階にあるものはなく、それによる治療も専門家は勧めてお
人気漫画「るろうに剣心」作者の和月伸宏さん、児童ポルノDVD所持容疑で書類送検 集英社、新シリーズの休載決定 和月氏に下記の点を踏まえた反省と行動をしていただきたく筆を執りました。 ■実写ポルノは凶器、どんな綺麗事やお題目を口にしてもそれが真実 この事件児童ポルノ禁止法違反ということから、マンガ・アニメ等の架空表現作品(=2次元表現)の所持ではなく、実在する児童の実写作品(=3次元表現)を所持していたことによる書類送検になります。当然のことですが、実写ポルノのまずい点は被写体となった児童が実在し、さらに児童は大人の口車か、盗撮行為かのどちらかによって撮影されたことが確実ということです。製品自体が被害の記録であり違反行為の証拠であり、児童保護の観点から制作はもちろん所持も鑑賞も許されません。私たちは児童がポルノの世界に巻き込まれることが無いよう社会全体で考え行動していかなければなりません。社
最近フジテレビが30周年を期して、30年前に流行った保毛尾田保毛男(ほもおだほもお)を復活させ、それに対しLGBTコミュニティが抗議声明を発したことで炎上が起き、社長謝罪まで追い込まれたことは記憶に新しいかと思います そして保毛尾田保毛男に対し、友人のトランスジェンダーの杉山文野くんが、以下のような「願い」を書いています。嘲笑される対象としての怖さ、そこから逃れるために、わざと自分も保毛尾田の真似をしてしまった等、胸をえぐられる気持ちになりました。 さて、そのブログに対し、ウーマンラッシュアワーの村本大輔さん(https://twitter.com/WRHMURAMOTO)という著名な芸人の方が、以下のような発言をされていました。 「お前だけが被害者面すんな、おれも学歴や職業や考えで差別されてる」 【ウーマン村本「お前だけが被害者面すんな」「バカが偽善者面して当事者を語るな」】 これに対し
いろいろな病気が、高齢者の妄想の原因となる妄想が出現しうる疾患・要因は、統合失調症に限ったことではない。特に高齢者では、アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症、手術のあとのせん妄、ステロイド剤や一部のパーキンソン治療薬などが挙げられる。 上に紹介したのは、脳やからだに因果関係が明らかな要因が特定できる場合である。一方で、うつ病や統合失調症でも、妄想はもちろん生じうる。ただこれらは、脳やからだを調べても、決定的に異常なものは見つからない。 このように妄想といっても、原因は多岐にわたる。精神科医のトレーニングは、このような症状の鑑別診断能力を高めることだ。被害妄想があるからといって、統合失調症と安易に決めつけるのは早計である。 妄想を吟味する場合、ひとりでに生じる100%ありえないような妄想内容(外国の軍隊が誘拐しに来る、など)ならば妄想だとわかりやすいが、もしかしたら実際にありうるような
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