兵庫県の斎藤知事は告発文書を作成した元局長の私的情報の漏えいをめぐり、組織のトップとして責任をとるためとして、みずからを減給50%、3か月の処分とする案を明らかにしました。 議会側からは反発の声も上がっています。 兵庫県の定例県議会が3日開会し、斎藤知事は本会議で、告発文書を作成した元局長の私的情報の漏えいについて「保有文書を適正に管理すべき県として、県民や元局長、その家族などに深くおわびする。私自身も、組織の長として県保有情報の管理責任を重く受け止め、給与の減額措置を行いたい」と述べました。 本会議のあと斎藤知事は記者団に対し、みずからの処分について「給与の20%を3か月間減額することで準備を進めている。今、3割カットもしているので、合わせて給与が半分に減額する形になる」と述べ、7月から3か月間、減給50%とする案を明らかにしました。 県によりますと知事の給与は条例で月額134万円と規定
