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ブックマーク / horikawad.hatenadiary.com (21)

  • 生物学はどこまで自由になれるのか?――DIYバイオの可能性 - クマムシ博士のむしブロ

    来る7月30日(水)、早稲田大教授の岩崎秀雄さんと思想家の東浩紀さんとともに、東京五反田のゲンロンカフェにて「生物学はどこまで自由になれるのか?――DIYバイオの可能性」と題したイベントでお話しします。 近年、手作りの装置を使ってコストを抑えながら生物学研究を実施する在野の研究者がアメリカを中心に増えつつあります。これに加えて、研究費を公的機関ではなくクラウドファンディングで集めるやり方も徐々に浸透してきました。イベントではこの周辺について議論する他、現在のアカデミア事情などについても考察していく予定にしています。ポロリもありそうです(口が滑る方)。 ということで、お時間のある方はぜひお越しいただければ幸いです。お申し込みは下のリンク先から。すでに席が埋まりつつあるので、早めのお申し込みをおすすめします。 堀川大樹×岩崎秀雄×東浩紀「生物学はどこまで自由になれるのか?――DIYバイオの可

    生物学はどこまで自由になれるのか?――DIYバイオの可能性 - クマムシ博士のむしブロ
  • STAP細胞事件から学ぶこと - クマムシ博士のむしブロ

    ついに小保方さんがNatureに掲載された二報のSTAP細胞論文を撤回することで同意したらしい。 STAP主論文撤回へ 小保方氏同意、研究白紙に: 日経済新聞 これでSTAP細胞の存在は白紙に戻ったわけだが、小保方さんが参加予定のSTAP細胞の再現実験の検証作業の方はどうなるのだろうか。 ところで今回の事件からは多くのことが浮き彫りとなった。一部の大学院ではきわめてずさんな博士論文審査が行われていること、一流の研究機関や研究者でも簡単に捏造疑惑の渦中に入りうること、これらの機関や研究者は問題が露呈したときのリスクマネージがうまくできず保身に走りうること、研究者と一般人との感覚が乖離していること、などなど、挙げればきりがない。 ただし、その一方で、事件はポジティブな指針も与えてくれた。それは、研究者のキャリアパスの歩み方についての指針である。 今回、たとえ日最高峰の研究機関であっても、

    STAP細胞事件から学ぶこと - クマムシ博士のむしブロ
  • 悪意は故意と同義 - クマムシ博士のむしブロ

    先週、小保方さん側から出されていた不服申立に対する理研の審査結果報告が発表された。やはり予想通り、不服申立は却下され、問題の論文の再調査を行わないというのが理研側の結論だった。 不服申立てに関する審査の結果の報告: 理化学研究所 理研の報告書には、小保方さんらがScience誌にほぼ同内容の論文を投稿した際、同誌から画像の切り貼りをすでに指摘されていたなどの新事実も記されていた。そして、争点となった小保方さんに「悪意」があったかどうかの解釈については、理研側は「故意」と同義であると明確に示した。これは3月にブログおよびメルマガで書いた私たちの見解と同一のものだった。 小保方さんによれば、電気泳動像の切り貼りは「画像を見やすくしただけで元データと質的に変わらない」こと、そして博士論文の画像使い回しについては「物のデータが存在しているのに意図的に使い回しするはずが無く、単純な画像取り違い

    悪意は故意と同義 - クマムシ博士のむしブロ
  • クラウドファンディングによる研究費獲得を成功させる方法 - クマムシ博士のむしブロ

    前回の記事で紹介した研究活動支援型クラウドファンディングサイト「academist」の第一弾プロジェクト「深海生物テヅルモヅルの分類学的研究」が、残り日数40日以上を残してめでたく目標金額に達成した。自分には関係のないことなのだが素直に嬉しいし、ほっとした。研究プロジェクトの内容自体が面白かったことももちろんだが、academistがオープンしたばかりだったためにネットメディアに取上げられたことも、成功の大きな要因だろう。いずれにしても、この成功は研究活動支援型クラウドファンディングシステム確立のための大きな一歩となったのは、間違いない。 ただし、今後はいかにネット上で影響力をもつインフルエンサーに取上げてもらうように研究プロジェクトをアピールするかが、クラウドファンディングによる研究資金集めの重要なポイントになるはずだ。そして、より確実に成功させるには、研究プロジェクトを提案する研究者自

    クラウドファンディングによる研究費獲得を成功させる方法 - クマムシ博士のむしブロ
  • 研究活動支援型クラウドファンディングサイトがオープン - クマムシ博士のむしブロ

    STAP細胞騒動の影にすっかり隠れてしまった感があるが、日初となる研究活動支援に特化したクラウドファンディングプラットフォームサイト「academist(アカデミスト)」がオープンした。 研究費獲得のためのクラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」 研究者が研究活動に必要な資金を、このサイトを通して一般市民から集めることができる仕組みだ。必要金額は研究者が自由に設定できる。期限内に目標金額に到達しなかった場合は、寄附金は没収されて各寄附者に戻されるオール・オア・ナッシング型のシステムになっている。目標金額に達した場合、研究者に金額の80%が渡り、残りの20%はプラットフォーム側の取り分となる。 目標金額を獲得するためには、研究者は自身の研究の重要性や面白い部分をいかにアピールできるかが重要となる。このあたりのことはacademist側も当然認識しているようで、研究

    研究活動支援型クラウドファンディングサイトがオープン - クマムシ博士のむしブロ
  • 小保方さんの会見に思うこと - むしブロ

    2014年4月9日、小保方晴子さんと代理人の弁護士が記者会見を開き、理研調査委員会の最終調査結果への不服申し立て内容について説明しました。 小保方氏一問一答: 毎日新聞 会見で小保方さんはNatureに掲載されたSTAP細胞研究論文に不適切な点があったことを認めて謝罪しました。しかし、理研調査委員会による調査は不十分であり、データ画像の改ざんと捏造の認定については容認しない旨が述べられました。その他にも、STAP細胞を200回ほど作製してきたことや、第三者がSTAP細胞作製の追試に成功したことが報告されました。 ただ、作製した細胞の多能性マーカー遺伝子Oct4の発現を確認しただけなのか、それとも細胞の分化能まで確認したのかなど、STAP細胞をどのレベルで確認したかについては言及されませんでした。また、追試に成功した人物についても明らかにされませんでした。 ここでは、STAP細胞の存在自体の

    小保方さんの会見に思うこと - むしブロ
  • 小保方さんに「悪意」が無かったことを立証することは可能か - クマムシ博士のむしブロ

    2014年4月1日、理研はSTAP細胞研究論文にかかっていた疑義に関する調査最終結果報告を行った。この最終結果報告では、小保方晴子さんが行った電気泳動像の切り貼りを「改ざん」、そして博士論文にあったテラトーマ画像の使い回しは悪意のある「捏造」と認定した。 科学研究の世界の常識に照らし合わせれば、この判断は妥当なものに映る。しかしながら、小保方さんはこの調査委員会の報告に対して不服申し立てを行う姿勢であり、4月9日に会見が行われる見通しだ。 小保方氏 8日不服申し立て 9日会見へ 小保方さんによれば、電気泳動像の切り貼りは「画像を見やすくしただけで元データと質的に変わらない」こと、そして博士論文の画像使い回しについては「物のデータが存在しているのに意図的に使い回しするはずが無く、単純な画像取り違いによるミス」であるとしている。つまり、「悪意」のある不正ではないという主張だ。 だが残念なが

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  • 【書評】『バイオパンク―DIY科学者たちのDNAハック!』DIYバイオムーブメントのすべてがここに - クマムシ博士のむしブロ

    バイオパンク―DIY科学者たちのDNAハック! 先日も少し紹介した、これからのバイオ研究活動の動向がわかるエキサイティングな一冊。 ここ数年、アカデミアの外でバイオの研究を行う「バイオハッカー」がアメリカを中心に増加している。彼らの多くは改造したガレージや自宅のキッチンで実験を行う。必要機材はDIYにより低コストで調達する。 ギークらがガレージの中でコンピューターをいじり回した結果、コンピュータ産業が爆発的に成長し、パソコンやスマホは誰にとっても身近な存在となった。次は、バイオである。アカデミアや製薬企業など限られた環境ではなく、誰でもどこでもバイオ研究ができるようになる。書は様々な実例を挙げながら、このメッセージを投げかけている。 書にも登場するDIYバイオのムーブメントの旗手の一人にマッケンジー・カウエルがいる。彼は2万ドルの資金を使って輸送用コンテナをオークションで購入し、それを

    【書評】『バイオパンク―DIY科学者たちのDNAハック!』DIYバイオムーブメントのすべてがここに - クマムシ博士のむしブロ
  • アカデミアを卒業します - クマムシ博士のむしブロ

    この4月をもって、パリ第5大学および仏医学衛生研究所との契約が終了します。これにてアカデミアでのキャリアを卒業し、晴れてフリーの研究者になります。ここでのフリーというのは精神的なフリーという意味で、厳密には法人に所属する民間の研究者という立場になります。 クマムシの研究を始めたのが学部4年生。そこから紆余曲折はあったものの、13年間にわたってアカデミアの世界で生きてきました。日アメリカ、フランスと転々としてきましたが、数えきれないほどの素晴らしい研究者の方々にお世話になりました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。 大きな組織やシステムにコントロールされることは自分の性に合わないと、つくづく感じてきました。アカデミアでポジションを得るにしても公募というシステムに依存しなければならなかったり、仮にポジションを得たとしても大学や研究所の中で様々な縛りがあることを考えると、自分の進む道はアカ

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  • クラウド査読により透明になるアカデミア - クマムシ博士のむしブロ

    STAP細胞研究は残念な方向に進んでしまいました。この間もメルマガで色々と書いてきましたが、もうこの研究結果を擁護する研究者はほぼ皆無でしょう。私もだいぶ前に理研への寄附手続きの取り下げを申請し、受理されました。 小保方さんの博士論文の剽窃問題を発端として、早稲田大学に提出されたその他の博士論文にも大規模なコピペが見つかっています。これまでに20以上の不適切な博士論文が発覚しています。これを受けて早稲田大学が格的な調査を行うべき調査委員会を設置しました。 小保方さん博士論文、早大が格調査へ 外部専門家加え しかし残念ながら、このような調査委員会の設置はほとんど意味をなさないでしょう。というのも、今は論文の不正は調査委員会が調べるものではなく、ネット上の不特定多数の有志による「クラウド査読」により発覚するケースがほぼ100%だからです。理研の例からも、調査委員会がクラウド査読のスピードに

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  • 研究者が沈黙する理由 - クマムシ博士のむしブロ

    公開された研究論文のデータについて議論をするのは科学研究の営みの一部です。科学研究における発見は、論文として発表されればその発見の妥当性が完全に保証されたことになる、というわけではありません。吟味されながら、その研究結果の妥当性が評価されていきます。これまでにも、有名雑誌に掲載された後に撤回された研究論文は数多くあります。 ある研究者が大きな発見の報告をし、国民の多くがその人を称賛するようになると、その研究者による研究報告の内容について議論すること自体が難しくなります。少しでも研究結果の疑義について論じれば、人々から非国民扱いを受けて個人攻撃を受けることがあります。そのような人々は、科学研究の作法について知らないのです。10年ほど前に、韓国ではこのような状況が起こりました。 ほとんどの研究者が疑念を持つようなデータがそこにあったとしても、世間にこのような雰囲気が形成されてくると、ブログなど

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  • 「ストレスで細胞が初期化」の衝撃 - クマムシ博士のむしブロ

    酸などのストレスを与えることで細胞が初期化されるという、けっこう衝撃的な研究成果が理化学研究所らのグループにより発表された。 体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見: 理研プレスリリース 「間違い」と言われ泣いた 新型万能細胞を開発した30歳女性研究者: 産經新聞 Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency: Nature Bidirectional developmental potential in reprogrammed cells with acquired pluripotency: Nature Acid bath offers easy path to stem cells: Nature ・背景 我々の体は色々な種類の細胞でできている。筋細胞や神経細胞や血液細胞とい

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  • 世界に蔓延する偽装魚と食の未来 - クマムシ博士のむしブロ

    昨今、日における品の偽装問題が取り沙汰されているが、アメリカやヨーロッパでも事情は同様である。記憶に新しいのは牛肉のミンチに馬の肉が使用されていた問題だ。いずれも、より安い品物を求める消費者により、業者間のコスト削減競争が激化していることが背景にあるのだろう。 国際的非営利活動組織海洋保護団体Oceanaの研究調査によると、魚の偽装はアメリカで日常的に行われているようだ。 Oceana Study Reveals Seafood Fraud Nationwide Oceanaによる調査は2010年から2012年にかけてアメリカの21の州で行われた。寿司屋、スーパーマーケット、魚屋の674店舗から1200の魚のサンプルを入手し、DNAを解析した。この解析手法はDNAバーコーディングとよばれるもので、サンプルの特定の遺伝子領域の塩基配列を調べてデータベースで種を特定する。 調査の結果、全体

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  • クレーマーとまとめサイトにより社会が毀損される - クマムシ博士のむしブロ

    東北大の教授のtwitterでの発言が炎上騒ぎになっている。 東北大、教員のTwitterでの「不適切発言」を謝罪 この教授が野球観戦をしながら、自分が応援するチームの敵とその地元を咎める発言をしたことが問題になっているようだ。発言直後から、この教授のtwitterアカウントには非難が殺到して炎上した。そして、まとめサイトにあげられてさらに延焼。この過程で東北大に苦情のメールや電話が多く寄せられたのだろう。昨日になって東北大が公式に謝罪を表明、新聞記事になるまでに至った。 東北大学教員によるツイッターにおける不適切発言について(お詫び) 私は、野球観戦でつぶやいていた独り言が、このような社会的制裁を受けるだけの妥当性は全くないと思う。確かに、この教授の発言内容は、敵対する野球チームのファンや、そのチームの地元にとって不愉快なものだろう。だから、その教授に対して直接抗議をするのは理解できる。

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  • 森口氏がiPS細胞由来の心筋細胞を心筋症患者に移植したことを論文で発表 - クマムシ博士のむしブロ

    昨年の2012年、iPS細胞関連で話題となった森口尚史氏が論文を発表していた。論文内容は「iPS細胞由来の心筋細胞を心筋症患者に移植した」というもの。これは、昨年に森口氏が新聞社に語っていたのと同じ内容だ。 Moriguchi and Madson (2013) Autologous human cardiac stem cells transplantation for the treatment of ischaemic cardiomyopathy: first study of human-induced pluripotent stem (iPS) cell-derived cardiomyocytes transplantation. BMJ Case Reports 昨年の2012年、森口氏は読売新聞を通じて虚血性心筋症患者6人に患者人由来のiPS細胞から作った心筋細胞を移

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  • クマムシさんの運営スタッフ募集 - クマムシ博士のむしブロ

    クマムシさんスタッフ募集。: クマムシさん日記 クマムシさんが運営スタッフを募集しています。ご興味のある方は、下記の募集要項をご覧の上、ご応募ください。 - ■ 職種 ネットショップ運営スタッフ ■ 内容 ネットショップサイトの操作 受注処理や在庫データの管理 グッズの梱包と発送 電話応対など ■ 契約形態 委託契約(1ヶ月ごとに更新あり) ■ 応募資格など 誠実で楽しく作業できる方 ネットショップ等運営経験者優遇 ■ 勤務地 東京都 新小岩 ■ 勤務時間 平日の9:00〜18:00 ■ 報酬 経験・能力に応じて相談 交通費別途支給 ■ 応募方法 履歴書(様式自由)を添付の上、以下のメールアドレスまでメールにてご応募ください。 tarudi.info@gmail.com ■ 企業情報 株式会社タルディ 〒170-0002 東京都豊島区巣鴨一丁目16-2-817 Email: tarudi.

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  • フランス人の生産性の高め方 - クマムシ博士のむしブロ

    フランスに住んでいると、人々の時間感覚の違いに辟易することがよくある。駅の故障した自動改札は修理をせずに何ヶ月も放置したままだったり、ビザの手続きも無駄に時間がかかる。 ところが先日、これと相反する行動を目の当たりにした。 今月、私が所属する研究室は別の大学に引越すのため、11月9日には業者が研究室から実験机を持ち出すことになっている。よって、この日までに実験机の上の試薬や実験道具はきれいに片付けておく必要がある。このアナウンスが流れたのは10月末だ。 私はぎりぎりまで実験作業をしたかったので、前日の11月8日までに徐々に片付ければ良いと思っていた。また、フランス人の時間感覚からして、他の研究室メンバーもぎりぎりまで片付けずに実験を続けるだろうと予想していた。 ところが、である。意外なことに、研究室のメンバー皆、アナウンスが流れたとたんに怒濤のごとく実験机を片付け始めたのだ。これは、普段の

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  • 鍵をかけましょう - クマムシ博士のむしブロ

    自宅に女性を連れ込んで乱暴しようとしたとして、京都市の大学生が逮捕されました。 強姦未遂容疑で同志社大生逮捕 京都 この大学生がこれまでに行ってきたハレンチ行為の数々を、twitterで逐一報告していたことが分かり、ネット上で大きな注目が集まっています。驚くのは、twitterで自ら実名+顔写真付きで数々の行為を報告している点です。恥も外聞も無いというレベルを通り越して、一連の行為を誇らしげに見せつけたいという欲求も垣間見えるところに、恐怖すら感じます。容疑者が逮捕されているためtwitterやfacebookのアカウントは削除されずそのままになっています。容疑者の家族や友人の心境も堪えられないものがあるでしょう。 今回の事件は路上で見つけた女性を自宅に連れ込んだものでしたが、実は僕は、連続暴行魔に自宅侵入されたことがあります。大学生だった12年前のことです。当時僕は神奈川大学に通っていま

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  • 評価されることで生きやすくなる世の中の到来 - クマムシ博士のむしブロ

    世の中が評価経済社会に向かって進んでいる昨今、ネット上などで個人に簡単に投げ銭ができるシステムができれば、高い評価を持つ人間がサポーターに支援されることで経済自立できるようになる。私は常々そういう世界になると思っていた。 そして先週、まさにそんなシステムが日で立ち上がった。 studygift このstudygiftは学生への支援目的で立ち上がったものらしく、この立ち上げに際して一人の大学生がフィーチャーされている。 この大学生は坂口綾優さんで、彼女は自ら撮影した写真をネットへ投稿し続けることで人気を獲得、Google+で多くのフォロワーを集めて話題になった人だ。坂口さんが注目されているのは、普通の大学生がネットでの活動により類希な高い人気≒評価を集めたことだろう。 そんな坂口さんがstudygift上で学費の支援を募っていた。その額は112万円。このうち25%が自己負担なので、支援額の

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    orihime-akami
    orihime-akami 2012/05/21
    [研究][社会]評価されることで生きやすくなる世の中の到来
  • 人体一速い細胞は誰だ?!60兆分の1を決める戦い! - クマムシ博士のむしブロ

    コロラドのデンバーで開かれているアメリカ細胞生物学会にて、世界初となる細胞レースが開催されました。 World's first cell race no small affair - Updated - December 03, 2011 70種類の系統の細胞たち*1が、ペトリ皿の上で競走している様子が以下の動画で見ることができます。 動画では逆方向に走っている細胞も見られますが、走っているスピードがデジカメにより解析され、どの細胞が最も速いか決定されました。 それでは、結果発表! 1位:骨髄幹細胞選手 2位:胸部上皮細胞選手 3位:がん化した胸部上皮細胞選手 4位:遺伝的皮膚疾患患者由来の上皮細胞選手 おめでとうございます! 結果から分かるように、幹細胞やガン細胞がスプリンターとしての能力を持っているようです。 1位の骨髄幹細胞選手のスピードは毎分5.2マイクロメートル、すなわち0.00

    人体一速い細胞は誰だ?!60兆分の1を決める戦い! - クマムシ博士のむしブロ
    orihime-akami
    orihime-akami 2011/12/05
    いきなりドーピング手法開発開始wwwwwwwww