国東町の「西村会館」、古民家風食堂に再生 [2013年04月21日 07:49] メールで記事を紹介する 印刷する 七島イを使った畳の和室で夕食を楽しむ客=国東市国東町の「国東食彩ZECCO」 姫島村出身で自民党副総裁を務めた政治家、故西村英一氏(1897~1987年)の所有した、国東市国東町の住宅「西村会館」。村関係者や選挙に関わった人たちには思い出深い存在。あるじを失い近年は廃屋同然だったが、宇佐市出身の料理人中園彰三さん(38)=同所=が改修し、古民家風食堂に生まれ変わった。訪れた客は建物の雰囲気と料理を楽しんでいる。 会館は木造2階の日本家屋。築100年以上とみられる。59年に西村氏が手に入れ選挙事務所として使った他、村出身者の学生寮などにも使われたという。 西村氏の死後、借り手のいた時期があるものの、ここ数年は無人に。処分を任された故人のおい西村英雄さん(63)=姫島村=は