日本将棋連盟は、前の会長の米長邦雄永世棋聖が、先週亡くなったことを受けて、25日、臨時の理事会を開き、新しい会長に谷川浩司九段を選びました。 これは、日本将棋連盟が、東京・渋谷区の将棋会館で記者会見を開いて発表しました。 谷川さんは50歳。 神戸市の出身で、5歳のころから将棋を始め、昭和51年、14歳でプロになりました。 「光速の寄せ」と呼ばれる鋭い寄せで知られ、史上最年少の21歳で名人のタイトルを獲得しています。 去年からは日本将棋連盟の専務理事を務め、米長前会長の療養中は会長代行として活動していました。 関西在住の会長は谷川さんが初めてです。 谷川さんは、「米長前会長には『2年後か4年後には、君にバトンを渡すから』と言われていましたが、こんな形でバトンを受け取ることになるとは思っていませんでした」と語り、前立腺がんのため69歳で亡くなった前会長をしのびました。 そのうえで、谷川さんは「