【2013年2月7日 VSOLJニュース(293)】 日本の天体捜索コンビ、西山さんと椛島さんが2008年に発見した変光星は、連星が共通の外層を持つことで近づき合体した際の増光であることが、カナダの研究者によるシミュレーション計算から示された。 VSOLJニュースより(293) 著者:大島誠人さん(京大理) 夜空の星の多くはひとりぼっちで光っているのではなく、2つ以上の星がお互いの重力で引き合って回りあう「連星」であることが知られています。連星と言ってもその規模はさまざまで、はくちょう座のアルビレオのようにお互い太陽系の大きさよりはるかに離れて何十万年もかけて回りあう星もあれば、お互いにほとんど星の大きさ程度しか離れていない軌道を数十分で回りあう星もあります。 しかし、お互いの距離が離れている系はともかく、とても近い系というのはどうやってできたのか、という疑問が残ります。星は星間ガスが収縮
【9月27日 AFP】インドネシア・スマトラ(Sumatra)島沖で今年4月11日に発生した大地震は、「横ずれ型」地震としては観測史上最大で、インド洋の海底下にある巨大プレート(岩板)が2つに分裂しつつあるとの説を裏付ける証拠だとする分析結果が、26日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。 米ユタ大学(University of Utah)のキース・コーパー(Keith Koper)准教授とカリフォルニア大学サンタクルーズ校(University of California, Santa Cruz)のソーン・レイ(Thorne Lay)教授は、4月のスマトラ島沖地震の規模や発生地点を詳しく分析。当初はモーメントマグニチュード(Mw)8.6とされていた地震の規模が、Mw8.7だったとの結論に至った。解放されたひずみエネルギーの大きさは、当初の推測より40%も大きかったという。 こ
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