プログラマやシステムエンジニアなどのソフトウェア開発者を対象として、求められる倫理規範の検討や、ソフトウェアを利用したさまざまな社会システムにおける問題に関する提言、労働条件の改善などを目的とした「ソフトウェア技術者連盟」(LSE)の設立大会が、8日に都内で開かれた。 同団体の設立は、P2Pファイル共有ソフト「Winny」の作者で、著作権法違反ほう助の疑いで逮捕された金子勇氏に対する支援活動がきっかけとなっている。そのことから大会では、金子氏本人が登場して挨拶を行なったほか、金子氏の弁護団の事務局長である壇俊光弁護士からの現状報告などが行なわれた。 ● プログラマの職業倫理確立や社会への提言、労働条件改善等を目指す 大会の冒頭では、LSE設立の提唱者であり理事長でもある新井俊一氏が、LSE設立に至った経緯と目的について語った。 新井氏は最初に「従来、日本において、技術者が集まる団体の目的は
「Interop Tokyo 2006」で8日、日本Snortユーザー会によるBOF「セキュリティと過ごすひととき」が開催された。ネットエージェント代表取締役社長の杉浦隆幸氏とスラッシュドット編集者のwakatono氏が登場し、P2P情報漏洩問題に焦点を当て、Winnyの匿名性や利用者が受ける危険性などについて意見が交わされた。 ● Winnyではファイルの一次発信者を100%近く特定できる ネットエージェントでは、WinnyやShareなどの通信をブロックするブリッジ型ファイアウォール「One Point Wall」を提供している。One Point Wallの開発にあたり、杉浦氏はWinnyやShareの暗号化通信を解読。匿名型P2Pといわれるこれらのシステムの実状が見えてきたという。 WinnyやShareの匿名性について、ユーザーは、1)ファイルを最初にアップロードした人を判明させ
幕張メッセで開催中の「Interop Tokyo 2005」で8日、「インターネット検索技術にせまる! ネットから価値を引き出すあの技術、この技術」と題したワークショップが行なわれた。検索サービスに関する最近の動向や、実際のWeb検索サービスの構築から得られたノウハウなどが紹介された。 ● Web日記なども対象にするブログ検索サービス「blogWatcher」 東京工業大学精密工学研究所の奥村学氏は、主にブログを対象とした検索技術について解説した。東京工業大学の奥村研究室では、ブログ検索サービス「blogWatcher」を公開している。 奥村氏は、ブログサービスの普及に加えて、一般の消費者から発信される掲示板やブログなどの大量の情報を有効に活用したいというビジネス的な背景などから、ブログの検索技術にも注目が集まっているとして、国内でも多数のブログを対象とした検索サービスが開始されていること
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