ドイツで十月、ギュンター・グラスが詩画集『蜉蝣(かげろう)』を出版した。詩に水彩の挿絵を付したもので、同種のものとしては一九九七年の『本を読まない人への贈り物』(拙訳、西村書店)がある。今年八十五歳になった自分と老妻ウテを二匹の蜉蝣にたとえたもの。八十七篇(へん)の詩と蜉蝣の絵を一貫したモチーフにした力作詩画集である。蜉蝣は洋の東西を問わず短い命にたとえられる昆虫。冒頭近くに次のような老夫婦の今を書いた詩がある。 愛の行き過ぎ 夜遅くなって台所のラジオからの 最後のニュースの後で、 僕ら二人はおたがいの 医者の処方に従って貰(もら)ってきた 山盛りになった薬の粒を数え合う。 いざ飲む段になって、 頭がニュースでカッカしていて、とっさに、不可抗力的に、 僕が彼女の、彼女が僕の薬を飲んでしまうことがある。 そうしたとき僕らは――横に並んで座ったまま―― これは一体この後どういうことになるのか、
http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20111204/1323005896に対して、 shigeto2006 「日本のルイ・ボナパルト」というか、反知性主義に基づく文化破壊という点では「日本の毛沢東」といっていい。私も、橋下徹には出自および品性下劣という弱点があるので、国政に転身できるかは疑問に思っている。 2011/12/05 http://b.hatena.ne.jp/shigeto2006/20111205#bookmark-70568433 まあ政治家や思想家としての毛沢東は否定されても書道家や詩人としての毛沢東は否定され得ないので、これははっきりいって、毛沢東に失礼です。 「品性下劣」ということでは、橋下徹と同等かそれ以上の人も「国政」に進出しています。例えば我が千葉県の浜田幸一*1とか。 それから橋下の「出自」については云々したくないとは思っています。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く