ロシア当局、ワープロ購入=機密保持で「知恵」 ロシア当局、ワープロ購入=機密保持で「知恵」 【モスクワ時事】11日付のロシア紙イズベスチヤは、プーチン大統領ら要人のSPが所属する連邦警護局が機密保持対策のため、ワープロ20台の購入を決めたと伝えた。元米中央情報局(CIA)職員エドワード・スノーデン容疑者が暴露した情報監視問題を受けた措置。パソコンで作成した極秘文書を第三者に読み取られるリスクを回避する「知恵」だ。 〔写真特集〕美人スパイの素顔〜伝説のスパイ「マタ・ハリ」〜 連邦警護局は、旧ソ連国家保安委員会(KGB)が母体。スノーデン容疑者が提供した極秘文書に基づく英紙ガーディアンの報道で、2009年の20カ国・地域(G20)首脳会議時、メドベージェフ大統領(当時)がロンドンからモスクワにかけた電話が傍受の対象だったと判明したことなども踏まえた。 ワープロはIT時代になった現在もロシア