58年前、世界で初めてのヒトの臓器の生体移植である腎臓の移植手術を成功させ、ノーベル医学・生理学賞も受賞した、アメリカの外科医、ジョセフ・マレー氏が、26日、亡くなりました。 93歳でした。 ジョセフ・マレー氏は1919年にアメリカ東部・マサチューセッツ州で生まれ、第2次世界大戦中は軍医として、やけどの兵士に死亡した別の兵士の皮膚を移植する治療を行うなど、早くから移植医療に取り組んできました。 そして58年前の1954年、1人が重い腎臓病だった双子の兄弟の間で腎臓の移植手術を行い、世界で初めてヒトの臓器の生体移植に成功しました。 また、移植手術で最大の障害となる拒絶反応についても、マレー氏は、患者が臓器をもらう相手と血縁関係がなくても拒絶反応を小さくできる免疫抑制剤の開発に取り組みました。 これらの功績からマレー氏は、1990年、ノーベル医学・生理学賞を受賞しました。 マレー氏が入院してい
IAEA=国際原子力機関のコンピューターサーバーに保管されていた核の専門家の電子メールアドレスが、外部のサイトに流出していたことが分かり、背景には、イスラエルに対する核査察を行うようIAEAに圧力をかけるねらいもあったものとみられます。 IAEAは27日、オーストリアのウィーンにあるコンピューターサーバーが何者かによって侵入され、保管されていた核の専門家の電子メールアドレスが盗まれたことを明らかにしました。 盗まれたとみられる160件余りのアドレスの中には、京都大学や筑波大学など日本の研究者のものとみられるものも含まれていて、いずれも外部のサイトに公開されました。 そしてサイトでは専門家たちに、イスラエルの核関連施設をIAEAに査察させるべきだと訴えています。 イスラエルは事実上の核兵器保有国とされていますが、NPT=核拡散防止条約に加盟していないことから査察を受ける義務はないとしており、
通行人などの顔を自動判別する「顔認識」方式のカメラが増えているが、このうち首都圏の商業施設や大規模マンションの29台で、断り書きなしに撮影が行われていたことが読売新聞の調べで分かった。 広告用ディスプレーに小型カメラを埋め込み、視聴した人の性別や年代を分析して顧客分析に利用するのが目的だ。設置業者は「個人を特定しておらず問題ない」としているが、専門家からは「ルール整備が必要」などの声が上がっている。 東京都江東区の大型商業施設「ららぽーと豊洲」。店舗案内を流している高さ約2メートルのディスプレーの上部に、小型カメラが設けられている。外観からは分かりにくいが、終日、客の顔を撮影し、どの広告をどんな客が見たかを分析している。ららぽーとを運営する三井不動産グループによると、2009年11月に同店で10台導入し、10年3月からは新三郷店(埼玉)でも8台稼働させているが、いずれも撮影は明示していない
宇部市の常盤公園の人気者、モモイロペリカンのブン(雄14歳)が26日、ペリカン島がある常盤湖で死んでいるのを定期巡回の飼育担当職員が見つけた。 同日午前8時半の定期巡回で、ペリカン島南側の防鳥ネットに個体識別用の脚環(左足)が絡まった状態で湖面に浮いているブンが見つかった。この日、早朝出勤した公園緑地課職員によると、6時の時点で異常はなかったという。死因は不明で、失血死か水死かはこれから調べる。 人工飼育で人に慣れていたブンは、鳥インフル発生で保護されるまで、市内はもちろん、防府市や下関市まで飛んでいき、人々に愛されていた。防疫措置後の今年5月にはいち早くパートナーのヤナ(雌14歳)と白鳥湖に放たれ、市民にも喜ばれていた。 同課では「防鳥ネットを張った島に全てのペリカンが移動し、本当に調子が良かっただけに残念でならない」と人気者の死を悼んだ。 湖側のネットは重りを付けて湖底まで垂らしている
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