(CNN) 中国の鳥インフルエンザ(H7N9)の感染が広がっている問題で、世界保健機関(WHO)が中国の要請を受け、同国へ調査団を派遣することが17日までに分かった。北京では、感染していても症状を示さない「キャリア」とみられる男児(4)が見つかり、専門家らが懸念を強めている。 WHOの報道担当者が記者団に語ったところによると、調査団は疫学、臨床検査、臨床治療といった分野の中国人専門家や、米国と欧州連合(EU)の専門家、職員らで構成。予防、管理措置の有効性を高めるため、発生や対応の状況を詳しく調べる。 北京市の保健当局によると、同市で初めての感染例が見つかった後、接触のある関係者らの検査を実施したところ、症状のない男児の感染が判明した。男児の両親は、鳥や魚を扱う業者だという。 無症状の感染者が見つかったことは、中国当局が受動的な観察から一歩進み、積極的な監視活動に乗り出したことを示すとの指摘
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