byus.me
臓器提供について検討したが提供に至らなかった理由 【川原千夏子】改正臓器移植法が7月で施行3年になるのを機に、朝日新聞が調べたところ、臓器提供が検討されたが、虐待の疑いを理由に見送ったケースが少なくとも3件あることがわかった。改正法で15歳未満からの脳死臓器提供が認められた一方、虐待を受けた子は除外される。3件はいずれも明らかに虐待が疑われたわけではなく「完全に否定することは難しい」という慎重な判断だった。 朝日新聞が小児臓器提供を行う214施設にアンケートした。159施設が回答。脳死状態になった子どもの臓器提供について検討したのは30施設48件で、うち1件が提供に至った。検討のきっかけは「主治医からの提示」30件、「家族からの申し出」15件など。 日本臓器移植ネットワークによると、国内で移植を待つ15歳未満は少なくとも延べ80人以上いる。実際の提供は2011年4月と12年6月に計2
南米にすむ小型のサル、コモンマーモセットの盲腸に、甘味や苦味を感じるために必要なたんぱく質が、舌と同量程度、存在することがわかったと、京都大霊長類研究所の今井啓雄准教授らが10日の英生物学誌バイオロジー・レターズ電子版に発表した。 腸内の状態を、味覚と似た仕組みで把握し、食欲を調節している可能性があるという。 このたんぱく質は、甘味や苦味の感覚を脳に伝える役割を持つ「ガストデューシン」。今井准教授らが、コモンマーモセットやニホンザル、ヒヒなど霊長類5種類の舌や盲腸、大腸を調べたところ、コモンマーモセットの盲腸の細胞から、舌の細胞とほぼ同量のガストデューシンが検出された。 コモンマーモセットはアカシアなどの樹脂や樹液を好んで食べ、盲腸で腸内細菌によって発酵させてから吸収している。今井准教授は「盲腸での発酵の進み具合を味のように感じ取って、餌を食べる量が十分かどうかを判断しているのではないか」
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く