原爆投下当時の広島県知事だった故高野源進氏(1895~1969年)が45年6~10月に記した書簡4通が、県立文書館(広島市中区)に収蔵されていたことが17日、分かった。 文書館の西村晃主任研究員(55)は「投下直前の時期に広島に空襲がないことをおかしいと感じており、前後の知事の心境が分かる貴重な資料」と話している。 高野氏は旧内務官僚で、45年6月に大阪府次長から広島県知事に就任。原爆投下時は出張中で無事だった。書簡は大阪勤務時に府知事だった池田清氏宛てで、近況をつづっている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く