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ブックマーク / nojomallin.hatenablog.com (4)

  • 「逞しい植物 ピンピネーラ」 - 時子のパタゴニア便り

    もしかしたら日にも世界中にもあるのかもしれませんが、ここパタゴニアには とっても逞しい草があります。 その名は「ピンピネーラ」。 つる性の草で鋭い棘がある訳でも、毒があるわけでもなく、緑鮮やかな葉が地面 をおおい湿気を保っていてくれるなかなか可愛い奴です。 ところがこれに花が咲き種になると、途端に厄介な奴に変わってしまいます。 地面を覆っている葉からびよーんと上へ伸びた花は、薄緑の短いひげが全体を 覆ってまん丸の姿をしているだけで、奇麗でも何でもありません。ただこ の時 期に見つけたら、申し訳ないけれどその花を摘み取ることにしています。茎を指 の間に挟んで、上へぽっと持ち上げると、まん丸の花の部分だけが 簡単に取れ ます。初夏の大切な日課です。なぜ花を摘み取ってしまうかと言うと、これが種 になると人間もですが、何より我が家の犬たちが苦労するか らです。 この種、まるでマジックテープの様で

    「逞しい植物 ピンピネーラ」 - 時子のパタゴニア便り
    ortica
    ortica 2015/02/10
  • 「一歩を踏み出す勇気の大切さに気付いた出来事」 - 時子のパタゴニア便り

    には13年近く帰っていません。 年2回のブエノスアイレスでの日語教師研修会は3年参加していません。 友人の住む160km先の町にも10年行っていません。 春と秋の登山も行かなくなって何年経ったのでしょうか・・・。 お隣の都市バリローチェ、焼き物原料探しの乾燥地、合気道を習いに行った 40km先の町、そんなに遠くない場所にさえ行かなくなって随分経ちます。 交通費が無いとか、留守にするのが心配だとか、忙しいとか、ここが一番良いとかその都度色んな理由があります。 でも当は気力と体力に自信がなくなっていたのです。怪我しない様に、無理せず静かに暮らして居たいと思っていました。 それはひょんな会話から始まりました。隣国チリの大学で日語を教えている若い友人が我が家に遊びに来た時、 「時子さんは着つけ出来る?」 「お茶とかお花とかの経験は?」 「日の伝統文化、何か出来る?」 もちろんそのどれに

    「一歩を踏み出す勇気の大切さに気付いた出来事」 - 時子のパタゴニア便り
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    ortica 2014/12/28
  • 「誰の為でも無く豊かに実る果実達」 - 時子のパタゴニア便り

    何度も書きましたが、今秋、我が家の果樹には殆ど実りがありませんでした。これはきっと他の場所でも同じだろうと思っていたのですが、エルボルソンやもっと標高が低く温暖な地区では例年にない豊作だったとか。 先日我が家から30kmほど離れた友人の農場へ遊びに行きました。彼女の農場は朝早くから一日中サンサンと太陽が降り注ぎ、霜も殆ど下りず特に温 暖な地区です。果樹やクルミの木も驚くほど大きく、セージやローズマリーなどのハーブ類も、制御するのが大変なくらい茂っています。此処へ来るた び、我が家の地形や気候の厳しさを感じずにはいられません。それだから余計、我が農場の植物たちがいじらしく愛おしいのですが。 さてその友人から「段ボール箱持って遊びに来て」とお誘いがありました。 これはリンゴや洋梨の収穫に来てと言う意味です。今年はジャムもジュースも作れなかったので、やった〜!と喜んで晴れた土曜日に行って来ました

    「誰の為でも無く豊かに実る果実達」 - 時子のパタゴニア便り
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    ortica 2014/04/23
  • 「パタゴニア初の囲炉裏」 - 時子のパタゴニア便り

    調べたわけではないので「多分」ですが、パタゴニア初の囲炉裏が出来ました。 と言っても、まだ火を入れたわけではありませんが・・・。 家を作ろうと決めた時、絶対譲れない物として「囲炉裏」がありました。それで暖をとるとか、料理をするとか正直あまり考えていませんでした。ただ 囲炉裏端に座ってどぶろくを飲みたいと言うのが私の夢でした。 町に下りるたび、ネット検索で囲炉裏つくりについて調べました。そして益々囲炉裏のある暮らしに憧れました。大工さんにも囲炉裏を作るつもりだと 伝えておきましたが、やはりしっかり理解してもらう事は出来ず、遅れていた材木が届いたら、急ピッチで建設を進め、あっという間に床部分も作って しまいました。ですから材木と材木の感覚が60cmほどしかなく、とても囲炉裏を作る大きさが確保出来ませんでした。 それでも諦めきれずに、土間に作ろうか?組立移動式を作ろうか?といろいろ可能性を考えま

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