マイケル・ウォルフ著「炎と怒り」(2018年1月5日撮影、資料写真)。(c)ANDREW CABALLERO-REYNOLDS / AFP 【11月14日 AFP】米北西部アイダホ州の図書館で1年余り前から、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領批判や銃規制の提唱、同性愛者の権利擁護といった内容の本が次々に姿を消しては、後日無関係な棚の奥で見つかるという珍事が続いている。 正体不明の人物が、自身が嫌う「リベラル(自由主義的)」な書籍を隠し、他者に読ませないことに陰湿な喜びを見いだしているものとみられている。 ベット・アモン(Bette Ammon)館長は地元カーダレーン(Coeur d'Alene)のメディアに対し「単純明白に、これは検閲行為だ」と話した。 行方不明になる本の大半が、激しい議論を呼ぶ政治や社会のテーマを扱ったもので、数週間か数か月たって、別の本の列の後ろに隠さ