東海道線の熱海から函南・三島に抜ける長いトンネル。その物語をアレコレと書いてみました。
オーケストラにおける絶対的な不文律 ところで、オーケストラには「規則」があるのでしょうか。演奏を披露して、観客に喜んでいただいて対価を得る仕事なので、“良い演奏をしなくてはならない”という暗黙のルールはありますが、これは規則とはいえません。そして、基本的に楽員は演奏のみが仕事なので、事務的な仕事をすることはなく、実際にお金に触れることも、経理的な計算をすることもありません。たとえば、よくニュースでもあるような会社のお金を持ち逃げしたり着服したりするような犯罪行為は縁がありませんし、そもそもそんな発想もないので、オーケストラの楽員は一番クリーンな職業ともいえます。 そんななかで、唯一のルールがありました。これを破ると、無言で責められ続ける重罪中の重罪です。それは“遅刻”です。皆様は「そんなことなの?」と、拍子抜けされたかもしれません。 オーケストラの楽員には、「お得意先に立ち寄ってから出勤す
国権の最高機関であり、国民から選ばれた政治家が、国の進む道を決めるために議論をする場、”国会”。 首相や閣僚には、国会に出席し、答弁する義務があるとされている。しかし近年の国会では、首相や大臣、副大臣、大臣政務官、政府参考人(官僚)といった政府の代表者が、委員の質問に対し「お答えを差し控える」や「答弁を控えさせていただきます」と答弁拒否する光景を目にするのが増えた。 そこで本連載では、安倍政権の約7年間を「控え」という単語をキーワードに、誰が、どのような質問から逃げてきたのかを検証し、政府が国民に対し何を隠そうとしてきたのかを探っていく。本記事はその第一弾。 本題に入る前に、首相や閣僚の出席義務について説明しておこう。 国会には、議院の最終的な意思決定をする”本会議”と、本会議での最終決定を行う前に、予算・条約・法律案などの議案を専門的に審査する機関である”委員会”がある。 委員会には大き
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く