アニメーションスタジオ・アートランドが7月4日付けで債務整理を開始したことが分かりました。同社前身の「有限会社アートランド」時代には「超時空要塞マクロス」「メガゾーン23」「銀河英雄伝説」への参加で知られ、近年でも「蟲師」のシリーズ制作を手掛けるなど、アニメファンから信頼の厚いスタジオとして支持を得ていました。 公式サイトは現在繋がりづらい状況 帝国データバンクによると、近年では人気作も手掛けていたものの、欠損計上が続き、2016年4月に中国のアニメーション制作会社の日本法人が当社株式の51%を取得するなどのリストラ策を実施。また、6月には中国のアニメ会社「上海絵界文化伝播有限公司」の日本子会社である「絵梦」から出資を受けていたことも知られていました。しかしこちらも奏功せず、負債は2016年12月期末時点で約2億9800万円まで膨れ上がっていました。 また、東京商工リサーチによると、同社の
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