ブックマーク / blog.tinect.jp (18)

  • 人と人を繋げる時、酒杯は光り輝く

    「……人類の文明は酒とともにはじまった。文明の終焉もまた、酒とともに到来するであろう。酒は知性と感性の源泉であり、人間をして野獣と区別せしめる唯一の方法だと言えよう……」 これを読んだユリアンは評して言った。 「いまどき、安酒場の宣伝文だってもうすこし気のきいたことを書くんじゃないでしょうか。」 『銀河英雄伝説』より しばらくぶりに『銀河英雄伝説』のページをめくった時、ヤン・ウェンリーという人物が酒について随筆を書いているシーンが目に留まった。 酒が”人間をして野獣と区別せしめる唯一の方法”とは認めがたいし、かえって酒によって制御を失ってしまう人間も少なくない。 とはいえ、酒が人間社会のなかで案外重要な役回りを担ってきたのも事実で、知性や感性を刺激してやまない瞬間もあったはずだ。 これに関連して、酒という、個々人によって適性やリスクが大小まちまちであるものについて書いてみる。 人によって適

    人と人を繋げる時、酒杯は光り輝く
    osknabe
    osknabe 2022/08/20
    本当にそう。一緒に酒を飲むこと以上に、仲良くなる方法ってなかなかない。
  • 「人の話をちゃんと聞けない人」の問題は、意識とかテクニックだけでは解決できないかもしれない。

    つい最近、「人の話をちゃんと聞けない人」を「聞ける人」に変えるのは可能なのか、という話でディスカッションになった。 というのも、ある経営者が「お客さんの話を全く聞けないメンバーがいる」と愚痴をこぼしたからだ。 すると、周りの人々も、呼応するように、「いるいる」という。 その経営者の話を聞くと、おおむね次のような状況だった。 その人は、良く言われるテクニック的な「傾聴する姿勢を見せる」のは得意だという。 「聞き上手」のように、メモを取ったり、頷いたり、相槌を打ったりする。 人の話を遮ったりもしない。 しかし、同僚やクライアントからしばしば、次のようにクレームがあるという。 「あの人、全然話を聞いてないんだよね。」と。 具体的にはどのような事象でしょう?と聞くと、 「例えば、同僚から意見を求められても、「それでいいと思います」としか言えない。あるいは、クライアントが「この構成に対して指摘はあり

    「人の話をちゃんと聞けない人」の問題は、意識とかテクニックだけでは解決できないかもしれない。
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    osknabe 2022/06/08
    これ本当に難しい。極論を言うとよくバカにされる「作者の気持ちになって考えなさい」なんですよね。相手はどういう背景でそれを言っているのか、それを考えずに文章だけ理解しようとすると、こうなっちゃう。
  • 50歳になってようやく気付いた、人生で重要なことと、後悔したこと。

    僕はいま、40代最後の数日を過ごしていて、このエントリが公開されているときには(急病や事故などで世を去っていなければ)50歳を迎えているはずです。 僕の両親はともに50代で人生を終えているので、ああ、もうここまで来てしまったか、終活とかも考えなければならないのかな、という感慨とともに、こんな悟りには程遠い年齢、成熟度で命が尽きるとき、両親はどう考えていたのだろう、納得できなかったんじゃないか、と想像もするのです。 命というのは、人が納得するしないにかかわらず、終わるときには終わる。 最近、周囲の人の若くしての思いがけない訃報が続いて、僕自身混乱もしているのだけれど、その一方で、「まだ自分の番ではなかった」ことに、少し安堵もしてきました。 それでも、いつかは順番がまわって来る。 今の世の中の全体像としては、50代くらいは、まだ「現役世代」であり、そこまで老け込むことはないのかもしれませんが

    50歳になってようやく気付いた、人生で重要なことと、後悔したこと。
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    osknabe 2022/01/06
    体力は大事。でも50になったら無理をしてはだめ。
  • 優しい先輩の「あなたは悪くない、上司が悪い」という話を信じてしまったときの話。

    職場で「優しくしてくれる人」はありがたい存在だ。 しかし、「あなたは悪くない、上司が悪い」という話に甘えてしまうのも、それはそれでまずい。 * 私は新卒で会社に入社した当時、ロクな仕事を回してもらえなかった。 理由は私にあったのだが、「もっとやれる」と思っていたにもかかわらず、現場の仕事がないのだから、悔しいを通り越して、失意の底にいた。 周りから見ても、わかる人にはわかっていただろう。 同期には現場があり、私にはない。 それがすべてだった。 ところが。 そんな私に、一人の先輩が声をかけてきた。 「飲みに行こうよ」と。 すげー優しい先輩だ。 干されている私を慰めても、彼は得することもないだろうに。 そう思った。 「上司が悪い」と言ってくれた先輩 彼の行きつけらしき店に行くと、他にも人がいて、私はその輪に加わった。 最初の話題は、「最近なにやってる」が中心だった。 恥を忍んで、「仕事がない」

    優しい先輩の「あなたは悪くない、上司が悪い」という話を信じてしまったときの話。
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    osknabe 2020/12/08
    耳が痛い。自分がかつての上司からされたパワハラ的言動は、自分は絶対にやるまいと思うのだけど、自分が一番成長したのは、そういう時なのだ。私は自分の後輩にどう接すれば良いのか。いい先輩は罪なのだろうか
  • 「スキル不足で職場に居場所がないおじさん」の救済プロジェクトに関わった時の話

    昔所属していたSI会社で、「職場に居場所がないおじさん」の救済プロジェクトに関わったことがあります。 いや、実際にそういうプロジェクト名だった訳ではなくて、確か 「キャリア再考プロジェクト」とか「スキルリデザインプロジェクト」とか、なんかそんなかっこいい名前だったような気がするんですが、 一緒に関わった先輩が言った「これ、やってることは職場で居場所がないおじさんのサルベージだよな…」という言葉が強く印象に残っていて、私の中でプロジェクト名が上書き保存されました。 まあその先輩、「リストラ前のアリバイ作りじゃねーの」とかひどいことも言ってたんですが。 どんなことをやったかというと、要するに人事部のサポートみたいな話でして、 ・所持スキルが案件に合わず、なかなかプロジェクトにアサイン出来ない人 ・プロジェクト内でスキル不足の為タスクが振れず、PMから扱いにくいとアラートが出ている人 ・要は社内

    「スキル不足で職場に居場所がないおじさん」の救済プロジェクトに関わった時の話
  • 人は、褒められるためなら、合理的な選択を棒に振ることも厭わない。

    少し前に、大学を辞めてフリーランスとして生きていくという事を宣言し、てんやわんやな事となった方がいた。 \【決意】大学辞めます!/ ブログ収益0円ですが、大学辞めてフリーランスとして生きていきます‼️ とりあえずはフリーターとして生活最低限のお金を稼ぎつつ、収益を上げていくことにしました💰 ブログ以外にも、具体的に手段は決めていませんが、色々挑戦します🏃‍♀️ これが”私の生き方”です!🌟 — はるねる🌸寝坊助女子大生 (@haruneru7530) 2018年11月13日 これをみた多くの良識ある人は、彼女に「考え直したほうがいい」とアドバイスを送っていた。 けれど結局、彼女は大学を辞め、フリーランスとして生きる道へと人生の舵をきったようである。 もちろん彼女がフリーランスとして成功する可能性はゼロではない。 ただ、大学を卒業して普通に就活する生き方と比較して、人生がハードモード

    人は、褒められるためなら、合理的な選択を棒に振ることも厭わない。
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    osknabe 2018/11/21
  • 「そこそこ簡単で、それなりの給与と地位が約束される仕事」が消えた世の中では、見えにくい「弱者」が増えている。 | Books&Apps

    起業家や「勝ち組」のコミュニティは、障害者やマイノリティなどの社会的弱者には非常に優しい。 彼らはリベラルなので、そういった「生まれつきの属性」に対しては非常に寛容である。 だが「仕事ができない」「変化に対応できない」といった、「努力でなんとかなりそうな」弱者には、非常に厳しい人がゴロゴロいる。 「社会の役に立ちたい」と起業家や「勝ち組」たちは口を揃えて言う。 だが、彼らのいう「社会」に、「仕事のできない人」は含まれていない。 「動かないやつはほっときゃいいんだよ。落ちてくだけ。」と平然と述べる人は、特に珍しいわけではない。 確かに、健康で、大学を出ており、読み書きも普通にできるけれども、仕事が全くできない、という人を「社会的弱者」と認識するのは、通常の感覚ではないだろう。 でも、真実を言えば、実は彼らは現代では「弱者」に含まれる可能性がある。 彼らは単純な反復作業はできる。マニュアルがあ

    「そこそこ簡単で、それなりの給与と地位が約束される仕事」が消えた世の中では、見えにくい「弱者」が増えている。 | Books&Apps
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    osknabe 2018/06/27
  • 世にある「きつくて、つまんない仕事」は、もっと適当にやっていいと思う。

    先日、富山に家族で旅行にでかけてきた。 その時、有名なチューリップ園に行ったのだけど、大変に見事な庭園であった。野に咲く一輪の花も綺麗だけど、こういう人工的な庭園の醸し出す美しさもまた悪いものではない。 ただ、庭園自体には全くもって何の不満もなかったのだけど、唯一回ってて心が苦しくなった光景があった。 それは凄く真面目に警備をしているおじさんをみたときである。彼等は同じ場所でずーっと、真面目に観光客を誘導していた。 なぜ僕が彼をみて心苦しくなったかというと、僕と彼との労働の間にある深い溝を感じてしまったからだ。 僕も以前やった事があるのだけど、警備員の仕事はものすごくつまらない。ひたすら時が過ぎ去るのを延々と待ち続けるという、ある意味現代の修行僧みたいな職種である。 おまけにメチャクチャに辛い割には、収入もそんなに対してよくはない。 自分はというと、東京で医者をやって、こうしてライターもや

    世にある「きつくて、つまんない仕事」は、もっと適当にやっていいと思う。
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    osknabe 2018/05/09
    同意。安い給料でこき使われてるのに、真面目な態度とかやってられないよね。店員に文句言うなら、もっとお高い店に行けば良いのだ。
  • 僕のメールボックスが大変なことになっている件。

    僕のメールボックスが大変なことになっている。 最近ではもっぱらGmailばかり使い、携帯会社が提供するキャリアメールを使うことがほとんどなくなった。 メールを送信することもなければメールボックスを覗くことも皆無と言って良いくらいで、完全なる無用の長物としてスマホ内に君臨している状態だ。 そんな状態にあってもメールアドレス自体はなかなか使い道があって、例えば怪しげなアンケートだとか怪しげな申し込み、エロいサイトの登録など、いわゆるアンダーグラウンドな香りがする場面で、「もうどうなっても構わない」という気概と共に入力することができるのだ。 別に使ってないんだから何に使われてもいい。 そういった怪しげな場所にドロップしたメールアドレスはいつしかさらに怪しげなサイトに売られ、そこでもさらにアンダーグラウンドな場所へと売られていく。僕のメールアドレスは大海原へと旅立ち電子の海を漂っていく。 そして、

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    osknabe 2018/05/01
  • この世には、エリクサーを躊躇なく使える人間と、使えない人間がいるんだ。

    僕は彼女の不幸な顔しか知らない 僕は彼女の不幸な顔しか知らない。 「遅れてごめん」 彼女は息を弾ませてそう言いつつ、カップを片手に向かいの席に座った。 「そこまで待ってないよ」 僕の言葉はカフェの喧騒に吸い込まれた。もう何度となく交わされた会話だ。彼女が僕に会いたいと言ってくる時は、彼女の人生が上手くいっていない時だ。 (Photo:Макс Радомский / Max Radomskii) 彼氏ができたり、他に夢中な趣味があったり、仕事に没頭している時、同期との飲み歩きが楽しい時、彼女は僕に声をかけない。 ただSNS上で見知った関係だけがそこにある。 彼氏と別れたり、仕事がうまくいかなかったり、そういった彼女自身が煮詰まったであろう時に僕に声がかかる。 都合が良いといえば都合が良い相手なのだろう。だから僕は彼女が上手くいっていない時の顔しか見たことがない。 彼女が結婚し、もう何年も声

    この世には、エリクサーを躊躇なく使える人間と、使えない人間がいるんだ。
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    osknabe 2017/12/20
    人生は決断の連続なんだけど、今がその時みたいな判断は難しいな。不可逆な決断をするかどうかのクライテリアはそれこそ人それぞれで、どちらが良いかは誰にも分からない。でも自分の判断を後悔しないのが大事だ。
  • データにきちんと向き合わず、「分かりやすい悪役探し」をしても、誰も幸せになりません。

    昔いた会社で、実際にあった話をします。 なにせ狭い業界で特定が容易なんで、細かいところはボカさせてください。 その会社には、主力製品の一つに、あるパッケージソフトがありました。 仮に、そのソフトの名前を「A太郎」とします。念のため断っておきますが、某ワープロソフトとは何の関係もありません。 その当時、そのソフトは顕著に売上を落とし始めていました。一時期は売上の内の結構な割合を占める程の売れ筋商品だったのですが、期を追うごとにどんどん販売数が減ったり、保守サービスが解約されたりし始めたのです。 当時の経営陣は元々システム畑の人たちで、システムのことは分かりますが、市場やマーケティングのことはよく分かりませんでした。 彼らは、主に営業チームを中心に、「売上低下の原因を探り、改善策を検討する」ことを至上命題として、検討チームを設置しました。 そのソフトがどんなソフトだったかというと。 具体的な言

    データにきちんと向き合わず、「分かりやすい悪役探し」をしても、誰も幸せになりません。
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    osknabe 2017/10/18
    CDの売り上げ減に対して違法コピーという分かりやすい悪役を作って、コピーコントロールCDという世紀の愚策をやらかした事を思い出した。
  • 小学校の学校公開で目撃した、先生の工夫が凄かった

    すいません、ちょっとものすっごい細かい話をしてもいいでしょうか。 しんざき、37歳。長男は9歳で小学4年。長女と次女は5歳の双子です。先日は父の日でウイスキーをプレゼントしてもらいました。大変美味しいです。 先日、長男の小学校の学校公開に行きました。学校公開というか、まあ平たく言うと授業参観なんですが、保護者だけでなく近所の人なんかも参観出来るので「学校公開」と呼んでいるみたいです。いわゆるオープンキャンパスですよね。 昔はあまり聞かなかった言葉だと思うんですが、最近はこういうやり方が多いんですかね? 長男は小4で、3年生からはそのままクラスが持ち上がりになっています。3年からの担任の先生のことをすごく気に入っているみたいで、「先生の授業面白いよ!」としょっちゅう話していたので、ああ相性のいい先生に当たれたみたいだな、良かったなーと思ってはいたんです。 で、先日その先生の授業を見て、えらい

    小学校の学校公開で目撃した、先生の工夫が凄かった
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    osknabe 2017/06/27
  • 「働き方改革」が、働く人をさらに二極化させている、という事実。

    最近、「働き方改革」というキーワードが流行っている。 ただ、「働き方改革」の中身は、人によってかなり解釈が異なり、一種のバズワード、と言って良いかもしれない。 もちろんこれは、政府が主導で「働き方」についての議論をしているからだ。 首相官邸ではその議事録を公開している。 首相官邸 働き方改革実現会議 中を見ると女性の活用やテレワーク、障がい者の雇用など、一見、様々なテーマがあるように見えるが、結局のところ、この二つに話題は収斂する。 1.同一労働同一賃金 2.長時間労働の抑制 例えば、同一労働同一賃金をすれば、中流が復活する、女性が活躍する、非正規雇用が減る。 また、長時間労働の抑制をすれば、少子化が解消する、健康になれる。消費が増える。 そんな話をしているのが「働き方改革」の中身である。 だが、これをみて、多くの「できる」ビジネスパーソンは違和感を抱くに違いない。 議事録を見ていると、「

    「働き方改革」が、働く人をさらに二極化させている、という事実。
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    osknabe 2017/05/22
    いやぁ、ちゃんとハイパフォーマーに相応の給料払ってれば何の問題も無い話でしょう。安い給料でこき使おうとするから揉めるわけで。
  • 善意で始めたとしても、ベーシック・インカムは強固な身分制を作り出す

    ここ数年、「ベーシック・インカム」という言葉を、随所で見かけるようになった。 ベーシック・インカムとは、政府がすべての国民に対して最低限の生活を送るのに必要とされている額の現金を無条件で定期的に支給するという構想(引用:Wikipedia)である。 報道に寄れば、すでに北欧で社会実験も始まっているとのこと。 2017年1月1日、フィンランドが国家レベルでは欧州ではじめて試験的なベーシックインカムの導入を開始した。 このプロジェクトでは、1月から2018年12月まで、無作為に選出された2000人の失業者に対して月に560€(日円にして約6万8000円)を支払うというもの。2年間の実験で、ベーシックインカムの導入が失業率の低下に影響をもたらすのかを調べるのだという。 近年、ヨーロッパを中心にベーシックインカムの導入の是非がたびたび議論されてきた。 ヨーロッパ諸国の社会保障においては、その制度

    善意で始めたとしても、ベーシック・インカムは強固な身分制を作り出す
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    osknabe 2017/04/28
    国に飼われる人達か…。BIに全ての福祉が統合されれば非常に効率的だが、階層の固定化に拍車がかかる懸念は確かにある。AIが働いて人が働かない社会に不安もある。ナウルのようにならないだろうか…
  • 知識レベルに格差がありすぎると「普通に話しているだけ」なのに相手にとっては「バカにされている」ように感じる

    つい先日買ったiPhoneが故障したので、AppleストアにiPhoneを修理しに行った。 予約ができなかったので、「当日枠」に入るためApple storeまで出かけ、15分位待ってiPhoneを診てもらえることになった。 Genius barに行くと「あちらの机の席にかけてお待ち下さい」と言われた。 担当者が来るまで、暫く時間があったので周りの人達を眺めていると、なにやら向かいの席が騒がしい。 見ると、初老の夫婦がAppleのスタッフに対して、声を荒げている。 ついに、初老の男性がキレた。 「何でお前はそんなに上から目線なんだ!」と大声で怒鳴る。女性も「スタッフを変えて!」と大きな声で周りにアピールをしており、周囲が少しざわついた。 Appleのスタッフは去り、初老の夫婦だけが残された。 彼らは「なんでこんな上から目線なんだ、バカにしやがって……」と話していた。 話が全て聞こえてきたわ

    知識レベルに格差がありすぎると「普通に話しているだけ」なのに相手にとっては「バカにされている」ように感じる
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    osknabe 2017/01/23
    実家の80歳になる父親のパソコンサポート(無償)をやらされる身としては、ジーニアスに同情を禁じ得ない。
  • アルバイトを30種類近くやった、と言う学生が「アルバイトはやめとけ」と言う理由。

    早い人はそろそろ就職活動の準備をしているだろう。自分の望む職に就くために、早々と準備をする学生は少なくない。先日会った学生も、そんな学生の一人だった。 彼は情報交換のため、と言っていたが、私も採用活動を行なっているので、現在の学生の方々の状況が気になる。 彼は会うとすぐに「質問があるんですが……」と切り出した。 「アルバイト経験って、企業の面接官はどのくらい重視してますか?」 なかなか難しい質問だ。「場合に依る」と言いたいところだが、それでは相手の当に聞きたいことの回答にはならないだろう。 「一般的な回答でない、例えば私の個人的な感想でもいいですか?」 と聞く。同意が得られたので私は正直に答えた。 「率直に言うと、面接においてアルバイト経験で面白い話が聞けたことが非常に少なかったので、私はあまり重視していません。」 と答える。 学生は「そうですよね」と頷く。「アルバイト程度で、アピールに

    アルバイトを30種類近くやった、と言う学生が「アルバイトはやめとけ」と言う理由。
    osknabe
    osknabe 2017/01/12
    アルバイトに求められる仕事ってそんなもんだよね。効率化したって、給料は時給だから何の意味もないし。変にやりがい感じちゃうと搾取されるだけだよね。まぁでも色んな業界を経験出来るのは意味があると思うよ。
  • 「正社員を雇うメリットが小さくなっている」という経営者の話

    先日お会いした経営者の方が、「正社員を雇うメリットが小さくなっている」と言っていた。 詳しく話を聞く。 「少し前までは、積極的に正社員を雇ってたんだけどね、もう正社員って要らないね」 「なぜですか?」 「友達から「社員あんまり要らないよ、正社員じゃなくても、優秀な人が増えたって」って聞いて、試してみたんだよ。」 「どんな具合ですか?」 「具体的には、フリーランス、パートタイマー、リモートワーカー、アルバイト、副業なんかをやる人で、結構優秀な人がすごい増えてるから直接契約すればいいってさ。たしかにそうだった。」 「そうなんですね」 「うん、数年前まではパートタイマーっていうと、単純労働しかできない、ってイメージがあったんだけど、全然そんなことないね。今はデザインや執筆、マーケティングもパートタイマーに任せられるし、開発や営業もフリーランスの人がやってくれるし、バックオフィスはアルバイトで十分

    「正社員を雇うメリットが小さくなっている」という経営者の話
    osknabe
    osknabe 2016/12/31
    中小企業においては、正社員のメリットってほとんどないし、契約社員やアルバイトでも十分な報酬が払われて時間に融通が利くなら働く側もメリットが大きいかもね。会社がちょっとでも傾くとみんな逃げるけど。
  • 転職回数が「少なすぎて」苦労している知人の話。

    知人が転職活動をしていた。 彼はもうそろそろ40歳、今在籍している会社はそれなりの大手である。仕事はまあまあできる方で、人当たりは良い。 だが、転職活動はあまりうまくいっていない、と彼はいう。 「なぜ?」 と聞くと、彼は言った。 「要するに、待遇が合わないんだよ。こちらが求める給料と、向こうが提示する給料が、200万円以上ちがう。」 彼は自分という人物が安く見られている、ということに不満を漏らす。 「実績もある、経歴もきれいだとおもう。でも転職先はない。どういうことなんだろうな。やっぱり年齢の壁はあるんだな。」 「そうだね。」 私は相槌を打ったが、正直にいうと状況がよくわからないので、意見をいうことは控えた。よくわからないことに意見をしても、大抵は相手を怒らせるだけである。 そこで、彼がどのような状況に置かれているのか、少し聴いてみよう、と思った。 「面接って、どんなことを聞かれる?」 「

    転職回数が「少なすぎて」苦労している知人の話。
    osknabe
    osknabe 2016/11/02
    テーマとしては面白い話。でも問題は転職理由を正直に言い過ぎなことと、それぐらいもわからない人だということだ。自分の都合を主張して、相手のニーズに鈍感な人は仕事が出来なくてプライドばかり高いと思われる。
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