福島第一原発事故に対する除染の結果生じた大量の原発汚染土が、ついに農地造成にも使われることになりました。詳細は以下から。 ◆原発の汚染土、ついに農地にも 環境省が6月1日に福島第1原発事故によって生じた汚染土を、園芸作物などを植える農地の造成にも再利用する方針を決めました。現時点では食用作物の農地は想定しておらず、花などを植えるとのこと。 方針では工事中の作業員や周辺住民の被ばく線量が年間1mSv以下になるよう、除染土1kgに含まれる放射性セシウム濃度を制限します。 具体的にはくぼ地をならす作業に1年間継続して関わる場合、汚染土1kg当たり5000ベクレル以下、1年のうち半年なら8千ベクレル以下が基準となる模様。最終的に厚さ50cm以上の別の土で覆うとされています。 ここで大切なのは、国が「工事中の作業員や周辺住民の被ばく線量が年間1mSv以下」であれば被曝させても問題ないと考えているとい