原子爆弾を開発した物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた映画『オッペンハイマー』。広島・長崎に原爆が投下されたあと苦悩する様子を、クリストファー・ノーラン監督が描き世界中で話題となっている。日本での公開は未定だが、日本人こそ、この映画をきっかけに行動すべきと米経済メディア「ブルームバーグ」のコラムニストが指摘している。 日本での公開日は クリストファー・ノーラン監督の超大作伝記映画が米国で公開されたのは、「トリニティ実験」記念日のすぐ後だった。その実験は、戦後のパックス・アメリカーナへの道を開いたマンハッタン計画の集大成として、1945年7月16日に実施されたものだ。 韓国では、第二次世界大戦で日本が8月15日に降伏したことを記念する「光復節(解放記念日)」に上映される(日本降伏は原爆の功績とされている)。そして、「リトルボーイ」と「ファットマン」がそれぞれ広島と長崎に投下されて
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