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  • 英紙がトヨタの水素への賭けを改めて考えてみた いまが我慢の時なのか | これまで批判ばかりだった欧米メディアの態度に変化?

    トヨタが水素カーを推進する姿勢を欧米メディアは批判し続けてきたが、その姿勢に変化が見られはじめた。トヨタは2024年11月に「水素エンジン」と「電気モーター」を組み合わせたハイブリッド・バンの試作車を発表。世界的に電気自動車の販売が伸び悩むなか、いま、英紙はトヨタの水素戦略をどう評価して報じたのか。 あきらめないトヨタ 2014年、当時のトヨタ自動車の社長、豊田章男は「未来を見た」と言った。そして同社の主力水素自動車「ミライ(MIRAI)」の発売は、自動車業界の「転換点」となるだろうと述べた。 ところが世界最大の自動車メーカーであるトヨタが、続く10年間で販売した水素自動車は2万7500台にとどまり、同社はもう、かつてほどの自信はないようだ。「水素自動車に明るい未来が待ち受けているとは断言できません」とトヨタの副社長兼最高技術責任者(CTO)の中嶋裕樹は2024年11月、サーキット「富士ス

    英紙がトヨタの水素への賭けを改めて考えてみた いまが我慢の時なのか | これまで批判ばかりだった欧米メディアの態度に変化?
    osugi3y
    osugi3y 2025/02/11
    水素製造でも結局電気で行う訳だからその過程で化石燃料を使うと炭素排出量はガソリン車以上になるんだよね。だから燃料電池車といえど再生可能エネルギーで作られた水素燃料に限定しないとあんまり意味ない。
  • イーロン・マスクが「モンテッソーリ式幼稚園」をテキサス州に開く理由 | ”アンチ意識高い系”?

    世界一の金持ちで、次期トランプ政権では要職に就くイーロン・マスクが、その「帝国」を着々と築いている米テキサス州に、モンテッソーリ式の幼稚園を開く。その動機は何なのか。米経済メディア「ブルームバーグ」が取材した。 この幼稚園は「アド・アストラ」と呼ばれ、米テキサス州バストロップ市郊外で開園することが、公開請求によって入手した、同州当局への提出書類からわかっている。 ロケットや電気自動車、脳インプラント、ソーシャルメディア、さらには次期トランプ政権と並行して、イーロン・マスクは幼稚園から大学に至るまで、教育にますます注力するようになっている。 2023年には、「ブルームバーグ・ニュース」の報道で、マスクの構想の一部が明らかになった。「マスク財団」がおよそ1億ドル(160億円弱)を確保して、テクノロジーに特化した初等・中等学校をテキサス州オースティンに開き、やがては大学まで開く計画があることがわ

    イーロン・マスクが「モンテッソーリ式幼稚園」をテキサス州に開く理由 | ”アンチ意識高い系”?
    osugi3y
    osugi3y 2025/01/17
    アンチ意識高い系だとモンテッソーリ式なんてやらないだろ。意識高い系が教育方法を学ぶんだよ。
  • あの激安大型スーパーができるとその地域は貧困化する 新しい調査で判明 | 要因は「モノプソニー(買い手独占)」?

    「庶民の味方」と思いきや…… 世界最大のスーパーマーケットチェーンであるウォルマートは、多様な商品を低価格で提供する「庶民の味方」として知られてきた。 ところが、新たな2つの調査結果によると「低・中所得層の家庭に恩恵をもたらす」という評判とは裏腹に、ウォルマートができた地域では、節約効果を上回る形で収入が減少し、「10年間で世帯収入が6%減少」していたことがわかった。 米誌「アトランティック」によれば、同調査はウォルマートが開業した地域と開業していない地域に住む人々の収入を約50年にわたって追跡し、それらを比較する言わば「臨床試験」の経済版だ。

    あの激安大型スーパーができるとその地域は貧困化する 新しい調査で判明 | 要因は「モノプソニー(買い手独占)」?
    osugi3y
    osugi3y 2025/01/06
    日本の場合なら「ラ・ムー」とかがあてはまるか、関西ならスーパー玉出か。
  • 経済学者D・アセモグル「大富豪が説得力を持ってしまう社会は危うい」 | ノーベル経済学賞受賞者が解き明かす「富と権力の構造」

    英雄化する「裕福な技術者」 ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、イーロン・マスクといったテクノロジー業界の大富豪たちは、人類史上でも屈指の富裕層であるだけでなく、社会、文化政治の面で非常に大きな影響力を持つ。さらに、これらの億万長者の多くが主要なソーシャルメディアを支配しているという事実を加えると、その影響力は近年の歴史においてほぼ比類がないものとなる。 現代の「富」への執着を生む主な要因の一つがアイン・ランドの小説『肩をすくめるアトラス』(アトランティス)である。その主人公ジョン・ガルトは、理想主義と意志の力によって資主義の再構築を目指す象徴的な存在だ。 ランドの小説は、シリコンバレーの起業家やリバタリアン寄りの政治家たちのあいだで長らく支持されてきたが、それだけではない。 ブルース・ウェイン(バットマン)やトニー・スターク(アイアンマン)、テレビシリーズ『サルベーション』のダリウ

    経済学者D・アセモグル「大富豪が説得力を持ってしまう社会は危うい」 | ノーベル経済学賞受賞者が解き明かす「富と権力の構造」
    osugi3y
    osugi3y 2024/12/01
    確かにすでにイーロン・マスクはトランプより影響力かあるように感じる。
  • 「一晩寝かせて考える」は本当に賢明か? 最新の心理学実験が示すこと | 発明王エジソンもやっていた

    難問を解けずに行き詰まったら、どう突破口を見いだせばよいのだろう。とりあえず寝るべしと豪語した偉人たちもいる。しかしそれは科学的に有意義なことなのか? そうした睡眠の効果を検証した最新の研究を、英国の心理学者が紹介する。 「夜に解くには難しい問題も、睡眠委員会が取り組んでくれた翌朝に解決しているという経験はよくある」と言ったのは、作家のジョン・スタインベックだ。 ほかにも多くの人が、夢のなかで突破口や革新的なアイデアを思いついたと主張してきた。こうした言い分が現代科学によって裏づけられていることが、近年の睡眠の科学研究から示されている。 2024年のある研究で示されたのは、睡眠のおかげでわれわれはより合理的で、充分な情報に基づいた判断ができ、紛らわしい第一印象に惑わされずに済むということだ。 米デューク大学の研究者たちが実施したこの実験で、ガレージセールのバーチャルゲームに参加した被験者た

    「一晩寝かせて考える」は本当に賢明か? 最新の心理学実験が示すこと | 発明王エジソンもやっていた
    osugi3y
    osugi3y 2024/11/30
    今年のノーベル賞を受賞したディープ・マインドの創業者のデミス・ハサビスの習慣も夜寝る前に翌日の仕事をするらしいし、科学的にも結構信憑性が高いよな。
  • 英誌が警告、「ハイブリッド車ブーム」に満足している企業は競争に負ける | トヨタは「最終的な勝者」ではない

    欧米ではEVの販売が低迷する一方、ハイブリッド車の売れ行きが好調だ。各メーカーともEVに専念するのをやめ、ハイブリッド車を作る戦略に切り替えている。しかし、そのブームは一時的なものに過ぎないと、英誌「エコノミスト」が警鐘を鳴らす。 高まるハイブリッド車人気 自動車業界はいま、ガソリン車から、バッテリーで稼働する電気自動車(EV)への転換を通じてCO2の排出をなくそうとしている。しかし、そのどちらも欲しがる消費者が増えつつあり、プラグインハイブリッド車(PHEV)の売り上げが爆発的に伸びている。 PHEVはEVの価格が高すぎる、あるいは充電スタンドの配備が不充分だと考える消費者に人気だ。2023年、バッテリー式電気自動車(BEV)の世界的な売り上げは、PHEVに対して2倍だったが、その差は急激に縮まってきている。投資調査会社バーンスタインによると、2024年上半期、PHEVの売り上げは前年同

    英誌が警告、「ハイブリッド車ブーム」に満足している企業は競争に負ける | トヨタは「最終的な勝者」ではない
    osugi3y
    osugi3y 2024/10/01
    未来ではガソリン車に乗る人は裕福な金持ちだけ、という世界になっているとありがたい。
  • 焼酎に牛脂、昆布出汁… 「日本風」カクテルがフランスでじわじわきている | 新世代ミクソロジストたちの「再解釈」

    フランスではいま、子供の頃から日のポップカルチャーを浴びて育った新世代のミクソロジストたちが、オリジナルカクテルで日の酒を「再解釈」しようとしている。彼らの腕はヨーロッパ人の舌を、日の繊細で複雑な味の世界に“宗旨変え”させることはできるのだろうか。 竹塩が半周塗られたハイボールグラスに、4分の3の高さまで透明な液体が入っていて、そこに縦長の四角い氷が浮かんでいる──液体の材料を聞くと、それはエキゾチックであると同時に、面らってしまうようなものの連続だ。 「和牛」の脂身を浸した「焼酎」(米、大麦、さつまいもなどから作った蒸留酒)、グレープフルーツコーディアル(グレープフルーツ果汁にハーブを浸したもの)、「昆布」と「わかめ」の出汁、炭酸水を使っているという。「シンカンセン」、それがこの繊細なカクテルの名前で、パリの酒飲みを一瞬のうちに夢の国、ニッポンへと運んで行ってくれる。 ここは、パ

    焼酎に牛脂、昆布出汁… 「日本風」カクテルがフランスでじわじわきている | 新世代ミクソロジストたちの「再解釈」
    osugi3y
    osugi3y 2024/08/18
    日本でもおでんの汁と焼酎を割るlifehackあるよねと言おうとしたが"創作カクテルのなかで特に注目に値するのは、「エドモンド本田」という名前のカクテルである。"の破壊力が強すぎて思わず引用してしまった。
  • 米国は「斎藤幸平の脱成長コミュニズム」を受け入れる準備ができているか? | 「熱心な支持」と「強い反発」を招く理論

    「クレイジーなアイデア」 自分がおかしいやつだと思われていることを、斎藤幸平は自覚している。それこそが大事なポイントなのではないか、と最近ニューヨークを訪れたこの日人哲学者は私に語ってくれた。 「たぶん、ショックを受ける人も多いでしょうね」と彼は言う。「このクレイジーなやつは何を言っているんだ? って」 そのクレイジーなアイデアというのが、「脱成長コミュニズム」だ。それぞれ単体でも賛否両論ある概念を、二つもくっつけているのだ。 経済の成り行きと炭素排出量は常に相関関係にあり、したがって気候変動への最善の対策とは、富裕国における消費を縮小させ、エネルギー需要を生み出しGDPを拡大させる「原料処理量」を削減することだと、脱成長理論は主張する。 脱成長ムーブメントは近年、とりわけヨーロッパや学術団体において勢いを増してきた。その理論には劇的な含意があり、贅沢な近代的生活を維持するためのカーボン

    米国は「斎藤幸平の脱成長コミュニズム」を受け入れる準備ができているか? | 「熱心な支持」と「強い反発」を招く理論
    osugi3y
    osugi3y 2024/07/15
    成長し続けることができると言うのは幻想だとは思うがな。変に成長したらそらぁ奇形にもなるくらいの洞察はバカでも持てるはずだとは思うが。
  • 全固体電池へ過剰に依存する日産は「危険な賭け」をしている | 「日産はとにかく、大きな変化を起こしません」

    2028年までに全個体電池を量産すると発表している日産。しかし、日産は世界的な電気自動車の市場争いで後れを取っているうえ、世界で競争するための規模も不足していていて、危険な賭けにでていると英紙は指摘する。 全固体電池をめぐる日中国勢の見解はわかれている 日産は2028年までに全固体電池を量産すると明言している。その一方で、全固体電池の技術はまだ黎明期にあるとの声もあがる。日産の幹部は2024年4月半ばに、その全固体電池を製造する工場内で、懐疑論を唱える企業は過去にしがみついているだけだと反論した。 「電池メーカーはどこも、現在使われている液体電池でずっと儲けていきたいと考えているのです。すでに多額を投資していますから、CATLのみならず、電池メーカーはどこも、全固体電池にあまり前向きではありません」。その幹部は工場見学の最中にそう語った。 幹部がそのように言うのは、電気自動車(EV)の

    全固体電池へ過剰に依存する日産は「危険な賭け」をしている | 「日産はとにかく、大きな変化を起こしません」
    osugi3y
    osugi3y 2024/06/07
    いや俺も夢みがちだと言われるけど全個体電池はゲームチェンジャーになりうると思うよ。それこそ日産の車が売れなくても全個体電池が日産製でエネルギー部分を供給するのなら
  • 人が人の脳を、牛が牛の脳を食べたがゆえに生まれた病とその教訓 | 古代ローマの「脳料理」レシピも紹介

    人の脳を人がべる風習 だが、人の脳をすことが許容されただけでなく、風習だった時代と場所がある。 米ロングアイランド大学CWポスト校の生物学名誉教授で、『カニバリズム──まったく自然な歴史』(未邦訳)の著者であるビル・シャットは言う。 「理由はともかく、仮にあなたが誰か人をべていたとしましょう。そのとき、あなたがその脳をべない理由が私には見当たりません」 ヨーロッパで発掘された、10万年前にさかのぼる先史時代の人骨には、脳が取り出された、ひび割れた頭蓋骨含め、人の形跡が見られる。 近代に入ってからも、風習としての人には、脳をすことが多く含まれていた。なかでも有名な一例が、パプアニューギニアのフォレ族だ。 脳をすフォレ族の慣習は、特異的に悲惨な結果をもたらした。それは現代の米国人が脳を嫌悪するまた別の理由を説明するものでもある。すなわち、病の恐れだ。 1950年代に、200人ほ

    人が人の脳を、牛が牛の脳を食べたがゆえに生まれた病とその教訓 | 古代ローマの「脳料理」レシピも紹介
    osugi3y
    osugi3y 2024/04/20
    30年くらい前に夏休みの読書感想文で読んだやつだ。プリオン説が広まった時期だったか。牛骨粉は日本では牛に禁止されてるけど豚や鶏には適用されないからまたそう言う問題が起きる可能性も大いにある。
  • 「不気味な“人口減少実験室”ニッポンで、いま起きていること」を仏紙が列挙 | 日本はもう「消滅した星」なのだろうか

    ちょうど50年前、日は世界で最初に出生率が人口置換水準を下回った。それ以来、頑なに移民の受け入れを拒否し続けた結果、この国はいま、世界にとって「混じりけがない人口減少」のサンプルになっている。 「この区画分けした芝生が、集合住宅のようなものだと想像してみてください」。そう話す井上治代(いのうえ・はるよ)は、死後の住宅の管理人だ。 井上が代表を務めるNPO法人「エンディングセンター」は、孤独な日人の生前と死後の支援をしている。このセンターの墓地は一ヵ所ごとに数百人を受け入れていて、亡くなった会員はそこで死後、再会することになる。いわば目に見えない小さな分譲地を割り当てられているのである。 桜の木が茂る美しい墓地を前にして、井上は「死の助産師のようなものが必要なのかもしれません」と哲学的なことを言う。 日の人口減少がどのようなものか、その必然的な結果として、生ける者がどれほど孤独に取り巻

    「不気味な“人口減少実験室”ニッポンで、いま起きていること」を仏紙が列挙 | 日本はもう「消滅した星」なのだろうか
    osugi3y
    osugi3y 2024/04/12
    まあ幸せに暮らしたいなら海外移住はフランクに候補に上がる程度には不幸せな国だということが徐々に国民が実感していることだとは思う。てかアメリカがそういう路線で統治しようとしてたんだから。
  • 経済学者ブランコ・ミラノヴィッチ 「世界の格差は縮小に向かっている」 | 先進国の中間層が「困窮感」を覚える理由

    「格差が減った」と感じにくい理由 ──あなたによれば、私たちは「格差の大収斂」の時代に生きていて、世界はこの100年間で類を見ないほど平等になっています。しかし、そのように感じる人がほとんどいないのはなぜでしょうか。 人々は、主に自分の国で起きていることに集中します。1980年から国家内部での不平等の増大がみられました。フランスのような例外もありましたが、米国や英国、中国、インドで起こっていたのはまさにそれであり、それらの国々の人々の関心を占めていました。 そして、経済学者のトマ・ピケティが『21世紀の資論』を出版してからは、世界で不平等が増大しているという認識は一段と広まりました。 私が提唱した「エレファント・カーブ」では、グローバルで見ると、1%の富裕層とアジアの中間層が、他グループとは対照的に所得を増やしている事実を示しています。 世界的な不平等が縮小していることは、アジアで起きて

    経済学者ブランコ・ミラノヴィッチ 「世界の格差は縮小に向かっている」 | 先進国の中間層が「困窮感」を覚える理由
    osugi3y
    osugi3y 2024/03/28
    先進国の格差は減っているが日本ではそれを実感できないのはすでに先進国ではないことに気づいていなくて前提が違うからだったのか。なるほど鋭い指摘だ。
  • 100年前に“素人”経済学者が提案した「腐る貨幣」が再注目されている | 「未来の社会はマルクスよりゲゼルから学ぶだろう」

    そもそもお金とは何なのか? お金歴史は、経済学者ジェイコブ・ゴールドスタインが著書『貨幣 その誕生の真実』 (未邦訳)のなかで述べるとおり、「義務の概念と気まぐれな論理」から成り立っている。お金が発明される前、人々は物々交換に頼っていたがこれは非常に不便なシステムだった。ゴールドスタインいわく、「お互いの需要が一致」しなければ、交換は成り立たないからだ。私が小麦を持っていて、あなたが肉を持っているとしよう。私たちが交換を成立させるためには、私がちょうど肉を求めていて、あなたもちょうど小麦を求めていなくてはならない。これはこのうえなく効率が悪い。 価値と価値の交換は、世界中のあらゆる文化において存在する。たとえば結婚、殺人罪に対する刑罰、そして生贄(いけにえ)。こうした交換で使われたのは、子安貝、マッコウクジラの歯、長い牙を持つブタなどだ。これらの品物は、お金の持つ2つの大きな役割を果たし

    100年前に“素人”経済学者が提案した「腐る貨幣」が再注目されている | 「未来の社会はマルクスよりゲゼルから学ぶだろう」
    osugi3y
    osugi3y 2024/01/24
    そうか我々は永遠という幻想を貨幣に対して持ってしまっているのだな。だが実際として貨幣を持っていなくては現在は生きていけないわけで、政府も生活のための政策なんて作ってくれないわけで世知辛いですよね。
  • 広島と長崎に原爆投下後、「原爆の父」オッペンハイマーがトルーマン大統領に言ったこと | 「私の手は血塗られている」

    マンハッタン計画を主導し、「原爆の父」と呼ばれたJ・ロバート・オッペンハイマーは、広島と長崎への原爆投下を見届けた後、ホワイトハウスでトルーマン大統領と会談していた。だがトルーマンはこの時のオッペンハイマーのある言葉に激怒して、それ以降、二度と面会を許さなかったという。 あいつは「泣き虫科学者」だ 広島に投下された原子爆弾が、生命を破壊し、世界を変えたとき、J・ロバート・オッペンハイマーは、ニューメキシコ州ロスアラモスの聴衆からの盛大な拍手を浴びながら、ボクサーのように手を握りしめ、祝った。 1945年8月のその日、興奮を覚えたオッペンハイマーは、原爆が設計・製造されたこの場所で、唯一の心残りについて聴衆に語った。それは、計り知れないほど多くの人々が犠牲になったことではなく、第二次世界大戦初期に「ナチス・ドイツ相手に原爆を使用するのに開発が間に合わなかった」ことだった。 しかし、オッペンハ

    広島と長崎に原爆投下後、「原爆の父」オッペンハイマーがトルーマン大統領に言ったこと | 「私の手は血塗られている」
    osugi3y
    osugi3y 2023/08/16
    ロスアラモスの1500人もの原爆開発者を束ねて指揮したんだからそうはいうてもすごい人やでオッペンハイマーは。ノイマンがやってたら水爆もどこか違う国にも投下してたかもしれないのだから。
  • 日本人こそ、映画『オッペンハイマー』を見るべきと指摘される理由 | 日本での公開は未定だが・・・

    原子爆弾を開発した物理学者ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた映画『オッペンハイマー』。広島・長崎に原爆が投下されたあと苦悩する様子を、クリストファー・ノーラン監督が描き世界中で話題となっている。日での公開は未定だが、日人こそ、この映画をきっかけに行動すべきと米経済メディア「ブルームバーグ」のコラムニストが指摘している。 日での公開日は クリストファー・ノーラン監督の超大作伝記映画が米国で公開されたのは、「トリニティ実験」記念日のすぐ後だった。その実験は、戦後のパックス・アメリカーナへの道を開いたマンハッタン計画の集大成として、1945年7月16日に実施されたものだ。 韓国では、第二次世界大戦で日が8月15日に降伏したことを記念する「光復節(解放記念日)」に上映される(日降伏は原爆の功績とされている)。そして、「リトルボーイ」と「ファットマン」がそれぞれ広島と長崎に投下されて

    日本人こそ、映画『オッペンハイマー』を見るべきと指摘される理由 | 日本での公開は未定だが・・・
    osugi3y
    osugi3y 2023/08/15
    核の議論を再開させるべきだし、クリストファー・ノーランは次作は水爆の父エドワード・テラーの映画を作るべきである。日本人は麻生大臣を含め放射線の知識が乏しすぎる。https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/58323.html
  • 映画『オッペンハイマー』 「原爆の父の物語なのに日本人が出てこない」のはなぜ? | ハリウッドの「戦時中の日本人への関心は薄い」

    「原爆の父」ことJ・ロバート・オッペンハイマーの生涯とその時代について描かれた、クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』は高い評価を得ている。 一方で、原爆の父の物語でありながら、その原爆の被害にあった日人が映画内にまったく出てこないのはどうなのか、との指摘もある。 アメリカによる広島と長崎への原爆投下は、戦争を終わらせるのに当に必要だったのかーーという、原爆後の戦後史において「最も重要な議論に対峙していない」と、米誌「マザー・ジョーンズ」はノーランを批判している。 無論、ノーランは「大量破壊兵器を使用することは悪いことだ」との考えを表明している。 だが、同作品内でノーランは「“日への原爆投下に正当性はなかった”という考えへの支持を明らかにしていない」ため、「太平洋戦争を終結させてアメリカを救ったのは、オッペンハイマーが発明した2発の爆弾だった」という物語にも読み取れるとい

    映画『オッペンハイマー』 「原爆の父の物語なのに日本人が出てこない」のはなぜ? | ハリウッドの「戦時中の日本人への関心は薄い」
    osugi3y
    osugi3y 2023/08/15
    これにはある程度予測ができて、当時アメリカの仮想敵国はソ連でそこと、ドイツと核開発を競っていた、という背景がある。ロスアラモスの核開発技術者たちは予防戦争をソ連に仕掛けるかどうかを考えていたのだと思う
  • クリストファー・ノーラン監督が語る『オッペンハイマー』と「ハリウッドのこれから」 | 『オッペンハイマー』は「究極の強盗映画」

    クリストファー・ノーラン監督の最新作『オッペンハイマー』が興行収入5億ドルを突破し、同日公開の『バービー』とともに話題となっている。日公開未定のこの作品について、またハリウッドが抱えるストリーミング配信やストライキの問題について、英紙「フィナンシャル・タイムズ」が監督にインタビューした。 監督人が考える「大反響の理由」 青いボタンダウンシャツに黒のスポーツジャケットを着たクリストファー・ノーランが、ダイニングルームに入ってくる。ロサンゼルスのおしゃれエリアであるロス・フェリズの人気のレストラン「リトル・ドムズ」のドレスコードも余裕でクリアだ。 ベストとブレザーで現場を率いるこの監督であれば、それも当然かもしれない。超カジュアルが基のハリウッドで、彼のフォーマルさは、ほとんどカウンターカルチャーといえる。 ノーランがブース席の隣に座り、我々はロサンゼルスでの暮らしについて話しはじめる。

    クリストファー・ノーラン監督が語る『オッペンハイマー』と「ハリウッドのこれから」 | 『オッペンハイマー』は「究極の強盗映画」
    osugi3y
    osugi3y 2023/08/14
    もう1回目の話題をさらう原爆投下日である8月6日公開を逃してしまったので、次回の日本での話題を狙うのなら日本公開は終戦記念日の8月15日にすべきである。
  • 「低成長」と「安定」は強み… 英紙が「日本経済は復活しつつある」と考える理由 | 「最大の景気回復」が起きるのはいつ?

    日経平均が連日高値を維持し、有名投資家ウォーレン・バフェットが日株買いを進めるなか、「日経済復活」への期待が海外投資家の間で高まっているという。なぜいま景気が上向いているのか、この傾向は今後も続くのか──気になる日経済の行方を英紙がアナリストらに取材した。 2023年5月18日の午後、世界中の投資家が「日の日の出」と題された調査報告書を受け取った。 富裕層向けに金融サービスを提供する、シンガポール銀行のチーフエコノミストによって書かれたものだ。久しぶりに日に関心が戻っていると、投資家たちは口をそろえる。 日経済の復活が囁かれ、また失望するというパターンがこれまで何度も繰り返されてきた。だが、今回こそは違うかもしれないと彼らは考えている。日経済はついに、その勢いを回復しつつあるようだ。問題は、この状況がいつまで続くかだ。 低成長と安定は強み 現時点に限って言えば、日買いの勢い

    「低成長」と「安定」は強み… 英紙が「日本経済は復活しつつある」と考える理由 | 「最大の景気回復」が起きるのはいつ?
    osugi3y
    osugi3y 2023/06/11
    一般市民と投資家の格差はどんどん広まる。所得が上がらないのにインフレするのはスタグフレーションで経済的には良くないがウォーレン・バフェットのような天才が一人勝ちする世界にとっては良いのかもしれないが。
  • ユヴァル・ノア・ハラリが懸念─人間の手から権力が奪われ、AIが世界を統制する未来 | それは、もう現実に起きている

    イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ(47)にとって、人間が作り出す“物語”は非常に重大な要素だ。語り(ナラティブ)には形がない。だが、ときに大洋を超えて人間特有の能力を押さえつけたり団結させたりするのは、この無形の語りだ。 彼は著書『サピエンス全史』で、この無形の語りを考察の中心に据えた。約10年前、書の英語版が出版されるとベストセラー入りし、ハラリを現代の予言者的地位へと押し上げた。だからなのだろう。ハラリは、物語の創作に長けた人類に挑む勢力が台頭しつつある現状を心の底から懸念する。その勢力とは、人工知能AI)だ。 「これは歴史上初の、物語を生み出すテクノロジーです」と、ハラリは語る。 ハラリは宗教、金融、国家などの“物語”に対する我々の集合的信仰こそが、人類に地球の支配者としての力を与えたのだという。たとえば、もしポケットのなかの5ポンド紙幣を見た店員が、ただの青い紙としか

    ユヴァル・ノア・ハラリが懸念─人間の手から権力が奪われ、AIが世界を統制する未来 | それは、もう現実に起きている
    osugi3y
    osugi3y 2023/05/28
    身体性を持たないAIに言語の本質を理解できるのか。それとも身体性を持たない者からの言語を人間が誤読する能力の方が上なのか。さぁ競争が始まったぞ!混乱の時代の幕開けだ!!
  • テクノロジーが豊かにしたのは結局、一部の「エリートだけ」だった | MITの経済学者ダロン・アセモグルらが新著で指摘

    生成系AIの登場で、社会は大きく発展してきた。しかし、これまでのテクノロジーは、人間を当に豊かにしてきたのだろうか? 『国家はなぜ衰退するのか:権力・繁栄・貧困の起源』などで知られる、米マサチューセッツ工科大学(MIT)の経済学教授ダロン・アセモグルらが、新著でこの問いに向き合った。 テクノロジー当に「良いもの」か? 「テクノロジーは常に無条件に良いものだ」「テクノロジーによってより良い雇用が生まれ、さらに豊かになる」。それが、これまでの経済の常識だった。しかし、もしそうでなかったとしたら? テクノロジーが用いられてきた当の理由が、歴史的に見ても、エリートをより儲けさせるためだったとしたら? 2023年5月に出版される、MIT経済学教授ダロン・アセモグルとサイモン・ジョンソンの共著『パワー・アンド・プログレス』(未邦訳)は、これらの疑問について考察している。同書では、過去1000

    テクノロジーが豊かにしたのは結局、一部の「エリートだけ」だった | MITの経済学者ダロン・アセモグルらが新著で指摘
    osugi3y
    osugi3y 2023/04/24
    エリートだけというと誤解を生む。格差はあるがスマホなどの機器は貧困層でもっていると考えると、かつてコンピュータは一部の企業にしか保有できなかった。今は掌にある、テクノロジーで人は豊かになったと言える。