レギュラーの全国平均は15年ぶりに「180円超え」 ガソリンは人々の生活に必要なものだが…なぜ二重課税されるのか 2023年8月16日に経済産業省資源エネルギー庁は同月14日時点のレギュラーガソリンの全国平均が181.9円となったことを発表しました。 これは前週の180.3円と比べて1.6円の値上がり、13週連続の値上がりとなります。なぜガソリン価格は高騰し続けているのでしょうか。 【画像】えっ…こうなってるの!? 給油口の意外な構造を画像で見る(24枚) 現在のガソリン価格高騰は、原油価格の高騰と政府から支給される補助金の縮小によるものです。 ただし、原油価格高騰の影響を受けるガソリン自体の価格は全体の55%ほどとなり、残りの約45%は様々な税金で占められているのです。 例えばガソリンの販売価格が1リットルあたり160円の場合、ガソリン自体の価格は約89円、残りの約71円はガソリン税や消