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中国の先月の工業生産は、前の年の同じ月に比べて5.6%の増加となりましたが、不動産向けの投資がさらに減速したことなどから、伸び率がことし最も低くなり、中国経済の先行きへの不透明感が続いています。 これは、不動産向けの投資がさらに減速し、過剰な生産能力を削減する動きも続いていることから、石炭やガラス、それにセメントの生産が振るわなかったことなどによるものです。 これについて中国政府は「古い産業を構造調整する一方、新たな産業の急速な発展は力不足で、今後も工業の分野では減速する力が続いていく」としています。 一方、先月の小売業の売上高は、政府の販売下支え策を背景に、自動車の販売が伸びたことから前の年の同じ月と比べて11%の増加と、前の月より0.1ポイント伸び率が上昇しました。ただ、家具や家電製品などは伸び悩み、中国経済の専門家は「消費者の間で、買い物へのやや慎重な姿勢が見られ、全体的には去年ほど
TVアニメ「サムライチャンプルー」を手がけたアニメ制作会社 株式会社マングローブ 破産手続き開始決定受ける 負債5億4446万円 TDB企業コード:222004763 「東京」 既報、(株)マングローブ(資本金1000万円、杉並区井草1-2-10、代表小林真一郎氏)は、11月4日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人は安藤信彦弁護士(千代田区永田町2-14-3、安藤総合法律事務所、電話03-3597-7700)。債権届け出期間は12月9日までで、財産状況報告集会期日は2016年2月1日午後2時。 当社は、2002年(平成14年)2月に設立されたアニメ制作会社。原作者や著作権者からの打ち合わせに始まり、作業工程の企画・立案、アニメーターの招集など、アニメ制作に関わる一切の業務を手がけていた。アニメは他社が使用権を有するものが大半で、自社作品の制作も積極的に行っていた。
11月11日、為替スワップ市場で、ドル調達コストが急騰し、日本勢から悲鳴が上がっている。12月米利上げ観測が強まり、年末・年度末を控えて日本勢がドル調達に走ったためだ。都内で2009年11月撮影(2015年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 11日 ロイター] - 為替スワップ市場で、ドル調達コストが急騰し、日本勢から悲鳴が上がっている。12月米利上げ観測が強まり、年末・年度末を控えて日本勢がドル調達に走ったためだ。 さらに、リーマン・ショック後に強化された米金融規制も重くのしかかる。国内の低金利環境が長期化し、本邦投資家の外貨建て投資が急拡大してきたが、ドル調達コストの上昇で、軌道修正が必要になりかねない事態に直面している。
利用客の減少が続く大手居酒屋チェーンの「ワタミ」が発表したことし9月までの中間決算は、本業のもうけを示す営業損益が、昭和61年の創業以来最も大きい14億円の赤字となりました。 これは、主力の居酒屋事業で利用客の減少傾向が続いていることが主な要因です。 経営の立て直しに向けてワタミは、有料老人ホームなどを運営している介護事業を損害保険大手の「損保ジャパン日本興亜ホールディングス」に売却するとともに、主力の居酒屋事業では、およそ100店舗について店の名前やメニューの見直しなどを検討するほか、食事の宅配事業では新たに介護施設への提供も始める方針です。 会見で清水邦晃社長は、「介護事業を売却せざるをえなかったのは残念だが、居酒屋事業と食事の宅配事業の営業を強化し再建を急ぎたい」と述べました。
アメリカの金融機関などに対するサイバー攻撃で1億人分以上の個人情報を盗み出し、メールで偽の情報を流して不正に株価を操作して利益を上げていたとして、アメリカの司法当局は、イスラエル人の男など3人を証券詐欺の罪などで起訴したと発表しました。 起訴状によりますと、3人は2012年からことしの夏にかけて、アメリカの金融機関など12社のネットワークに対してサイバー攻撃を仕掛け、合わせて1億人分以上に上る個人情報を盗み出したということです。このうちの1社はアメリカ最大の金融機関JPモルガン・チェースで、盗まれた個人情報は8300万人分に上り、史上最大規模の流出だということです。 3人は、情報を入手した顧客にメールで偽の情報を流して、特定の企業の株を購入するようしむけるなどして不正に株価を操作し、巨額の利益を上げていたということで、3人はそれぞれ、コンピューターハッキングや証券詐欺の罪などに問われていま
フィル・カンパニー、社会人3年目の広報担当が決算発表日にSNSで無駄に期待を持たせて株価を乱高下させた件でお詫び
iPS細胞を使って体内の異物を攻撃する免疫細胞「キラーT細胞」を作り出し、マウスに投与することでがんを10分の1以下に縮小させることに東京大学などのグループが成功し、がんの新たな治療法の開発につながると期待されます。 グループでは、ヒトのiPS細胞から、体内の異物を攻撃するキラーT細胞と呼ばれる免疫系の細胞を作り出しました。そして、このキラーT細胞をがんのマウスに投与したところ、がんの大きさが10分の1以下になり半年後の生存率も60%と3倍に高まったということです。 免疫を担うキラーT細胞は、通常老化が早く増殖力がすぐに弱まってしまいますが、iPS細胞から作り出すと若返ったかのように増殖力を再び取り戻し、がん細胞を殺す効果も持続したということです。 中内教授は「今回、世界で初めてiPS技術で若返らせた細胞を使い、体内で腫瘍を小さくできることを示せた。数年以内に実際にヒトに投与して安全性や効
中国が領有を宣言している島の領海に米国の駆逐艦が入った。このことについては既に多くのことが報道されているが、ここでは少し焦点を引いて、より長い時間スケールから考えてみたい。 90年前の日本を彷彿とさせる中国 100年後の歴史の教科書は、中国が南シナ海の島を埋め立てたことは大失敗であったと書くことになるだろう。それは、戦前に日本が満州国を作ったようなものである。 19世紀までは力のある国が海外の島などを勝手に自国の領土に組み入れても誰も文句を言わなかった。だが、20世紀に入ると国際世論なるものが醸成されて、力を持って勝手に領土を広げることはできなくなった。 満州事変は1931年。日本はそれが原因で国際連盟を脱退しなければならなくなった。その後に起きた国際的な孤立とあの戦争については、今ここに書く必要はないだろう。
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