フィリピンのドゥテルテ大統領が訪問先の中国で20日、「アメリカと決別する」と述べたことについて、大統領に同行している閣僚は、「『決別』ではなく、『バランスの再調整』だ」と述べて、アメリカとの関係を完全に解消するという意味ではないと強調するなど火消しに追われました。 こうした事態を受けて、ドゥテルテ大統領に同行しているアンダナール報道官は、21日、北京市内で記者団に対し、「アメリカは長くフィリピンにとって同じ家にいる父親のような存在だったが、その家から出て自分に合った家を持つべきときが来たということだ」と説明しました。 また、フィリピン国家経済開発庁のペルニア長官は、「『決別』ではなく『バランスの再調整』という意味だ。われわれは、中国との関係をもっと強めるべきときだと感じている」と述べ、アメリカとの関係を完全に解消するという意味ではないと強調するなど火消しに追われました。 フィリピンのドゥテ
![比大統領「米と決別」発言 閣僚らが火消しに追われる | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4ee7e9dd485ce9ba7fdddf2b50041ac51d73d6ea/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20161021%2FK10010737511_1610210516_1610210520_01_03.jpg)