学び舎の中学歴史教科書『ともに学ぶ人間の歴史』を読みました。 慰安婦記述があるということで育鵬社の教科書と対比されることも多いこの本ですが、志がぜんぜん違ってます。一言で言えば「学ぶ側のための教科書」でした。読んでてとても楽しく、歴史学に興味が出ます。すごい本。 Amazonのレビューを投稿したので、加筆してこちらにも掲載します。 歴史を学ぶ楽しさがわかる本 トップ私立中での採用が話題になったので読んでみました。 結論を先に書くと、中学生から読める最高の歴史入門書、です。中学生向けと侮ると大損。 - 特徴をいくつかまとめます: 普通の歴史教科書と比べ「その時代の常識情報」がすごく潤沢 例えば日露戦争の小見出しは「戦場は中国だった」です。日清日露の兵力、戦死者、戦費の比較グラフも載ってます。 日露戦争はどのように戦われ、現地の人はどうだったか、銃後がどのように大変だったか、それで得られたもの